読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

青りんごの本棚

~10代の読書案内~

日本人なら知っておきたい日本文学

日本語学校に通う面白い外国人たちを描いた「日本人の知らない日本語」が昨年大ブレイク。この本、人前で読むことをおすすめできないくらい、声を出して笑っちゃうおもしろエッセイ漫画で、私もお気に入り。漫画担当の蛇蔵さんネタ元である日本語教師の海野…

椎名誠 『岳物語』

作家・椎名誠が描く、長男・岳(がく)少年の成長記。坊主頭でけんかが得意、上級生にだってまけないわんぱく岳少年が、たくましく成長する姿を父の目線から追う、涙あり、笑いありの、まさにノンフィクション!! 椎名さん曰く、「この本は、決して育児書など…

あまんきみこ『空の絵本』

タクシー運転手・松井さんと不思議なお客様との物語「車のいろは空のいろ 白いぼうし (新装版 車のいろは空のいろ)」や「ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)」 など、小学生のころに教科書や国語の授業であまんさんの作品に触れたことのない人は…

又吉直樹 『第2図書係補佐』

又吉の所属する漫才コンビピースのネタを見たのは、いつのことだったか。M-1以来見てないような気がする。バラエティではよく見かけるが。漫才を見るよりも、彼の書いたものを読んでいる方が最近では多い。それくらい、本業のお笑い芸人よりも作家として…

金原瑞人『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』

好きな翻訳家と聞かれたらこの人しかいない、金原瑞人さん。 『豚の死なない日 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)』『青空のむこう』『ヘヴンアイズ』『かかし』『不思議を売る男』そうだ、先日読んだ『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』も、金原瑞人さんの…

佐野洋子 『シズコさん』

『100万回死んだねこ』の絵本の作者としても知られる佐野洋子さん。60歳を過ぎておばあちゃんになった洋子さんと母・シズコさんとの「これまで」と「いま」を語るエッセイ。 洋子さんとお母さんはこれまだって、特別に仲が良くも悪くもない。 でも洋子さん…

穂村弘 『蚊がいる』

「もう蚊取りの季節か」と突然言った。 なんのことだかわからずに近づいてみたら、絨毯の上にぽんっと置いておいてあるこの本を、本物の蚊取りと思ったらしい。 穂村さんのエッセイ集。この感覚、笑える。「くすりっ」でも「にやりっ」でもない「ぷっ」であ…

朝井リョウ 『時をかけるゆとり』

早稲田大学在学中に執筆した「桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)」が第22回(2009年) 小説すばる新人賞受賞 。平成の就活をテーマにした「何者 (新潮文庫)」で第148回(平成24年度上半期) 直木賞受賞 。「世界地図の下書き (集英社文庫)」で第29回坪…

米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』

タイトルが気に入って、小説なのかノンフィクションなのかも知らないままに読み始めましが、期待以上に面白かった。 (同じ喜びを味わいたい方は、ここから先は本を読んでからどうぞ) 米原さんのことをこの本で初めて知りました。通訳でありテレビのコメン…

『こどものころにみた夢』

子どものころは、こわい夢ばかりみていたような気がする。寝る前にも怖い想像をして眠れなくて、やっと眠れたと思ったら、襖の部屋に掛けてある浴衣から真っ赤な舌が出てきて飲み込まれる夢とか、UFOが迎えに来る夢とか。そこから仮面ライダーに登場する…

小栗左多里&トニー・ラズロ『ダーリンの頭ン中 英語と語学』

ダーリンの頭ン中 英語と語学 作者: 小栗左多里,トニー・ラズロ 出版社/メーカー: メディアファクトリー 発売日: 2005/03/04 メディア: 単行本 購入: 7人 クリック: 49回 この商品を含むブログ (296件) を見る 「ダーリンは外国人」の著者、小栗左多里さんと…

せきしろ×又吉直樹『カキフライが無いなら来なかった』

文筆家せきしろとお笑い芸人「ピース」の又吉直樹が放つ、自由律俳句。これね、すごくいいです。 カキフライが無いなら来なかった (幻冬舎文庫) 作者: せきしろ,又吉直樹 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2013/10/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (…

高橋順子「雨の名前」シリーズ

雨、風、花、月…。日本には四季とともに豊かな表情を見せてくれる自然にあふれている。知っているつもりだったけれど、この本を読んだらそんなこと言えないな。 雨の名前 作者: 高橋順子,佐藤秀明 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2001/05 メディア: 単行本…