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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

有川浩『三匹のおっさん』

「俺たちのことはジジイと呼ぶな。―おっさんと呼べ」剣道のキヨ、柔道のシゲ、頭脳派のノリの悪ガキならぬ三匹のおっさんたち。チカンにチンピラ、悪徳商法、あぁ世知辛い現代の悪徳に立ち向かう。

辻村深月『ツナグ』

使者(ツナグ)。 一度だけ、死者との再会を叶えてくれるのだという。生者にとっても死者にとっても、たった一度だけ。満月の夜に導かれた4つの再会の物語。

有川浩『県庁おもてなし課』

高知県県庁の「おもてなし課」をモデルに、地方観光にスポットをあてた恋愛観光おしごとエンタテイメント小説! なんだか盛り沢山だなぁ。そう、この小説はなんだか盛り沢山なの(*´з`)

池井戸潤『下町ロケット』

sakuhinn 予約で半年以上待たされた。「首を長くして待たされたんだもの、じっくり味わって読もうっと」 などとかわい子ぶった甘い思惑は宇宙の果てまで飛んでいけ~。 期待以上におもしろくて、2日で一気読み。さすが直木賞受賞作。 下町ロケット (小学館文…

加藤シゲアキ『ピンクとグレー』

生きるって、表現することだと思う。 芸能界を舞台にした二人の青年の物語。なのだろうか…。 私には、ごっちとりばちゃんは、別対しながらもひとつになりたいとする、一人の人格の中にあるふたつの思いを形にしているように読めた。それは、例えば著者自身な…

三浦しをん『舟を編む』

本好きが食いつく題材、確かな文章力、程よい読みやすさ、本屋さんたちが選ぶ本屋大賞にこの作品以上にぴったりとくる小説はない。

重松清『希望の地図3.11から始まる物語』

日刊ゲンダイにて2011年9月より2012年2月まで連載されたもの。2011年3月11日におこった東日本大震災。フリーライター田村彰とひきこもり中学一年生のコンビがあの日以降の被災地の「いま」を取材して歩くドキュメントノベル。

鈴木おさむ『芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~』

森三中・大島さんの旦那様であり、ベア系の愛嬌のあるキャラクターや、最近ではいいパパぶりでも人気の鈴木おさむ氏。 「めちゃイケ」や「スマスマ」など人気番組の放送作家です。 その鈴木氏が「どうしても書きたかった」という、売れない芸人たちのリアル…

松本こうじ『ウサギとカメとボク 現代版むかしばなし』

怪しげな夢子さんのイラストに「現代版むかしばなし」というサブタイトル、ひと目で惹かれてしまいました。グロかったらどうしよう~、とドキドキしつつちょっとずつページをめくる…。

齋藤智裕『KAGEROU』

俳優・水嶋ヒロが本名・齋藤智裕で応募したこの作品が、第5回ポプラ社小説大賞を受賞し話題となった作品。これを機に、俳優業を辞めたことでも周囲を驚かせました。わたしも好きな俳優さんだったのでビックリしたなぁ。

西野亮廣『グッド・コマーシャル』

絵本作家として知られている西野亮廣さんですが、お笑い芸人であり小説も出してるって知ってました?結構おもしろいんです。

さだまさし『アントキノイノチ』

秋のある日。 「風邪ですか?冷えてきましたものね。」 と鼻声の私にヤクルトさんが優しく声をかけてくれた。 「えっ、えぇ。ありがとうございます…」 鼻をぐずぐずさせながら私は答えた。 「本を読んでいたのです」とは言えずにね。

桜庭一樹『私の男』

単行本の表紙を一瞥しただけで、「子どもお断り」のオーラが出ているこの本だが、金原瑞人さんが、「もしできるなら中学生の時に読んでみたかった」として、紹介していたので、その視点から、おすすめしてみたいと思う。ただし、絡みの苦手な方にはおすすめ…

有川浩 『図書館戦争』

静か~なイメージの図書室で戦争。このミスマッチさ、組み合わせがすでにおもしろい。 図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫) 作者: 有川浩,徒花スクモ 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2011/04/23 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: …

あさのあつこ『NO.6』

理想だけじゃ、この世界は成り立たない。エリート居住区に暮らす紫苑と外の世界で生きるネズミ。決して出会うはずのなかった2人が出会い、紫苑は自分が知らなかった世界を知る。

初野晴『水の時計』

オスカー・ワイルドの「幸福の王子」をモチーフにしたファンタジック・ミステリー。 けれど読み終えて私が思い浮かべたのは、アンデルセンの『絵のない絵本』。

道尾秀介『ノエル a story of stories』

藤城清治さんの表紙で、手にしたのは間違いない。

赤川次郎 『黒い壁』

赤川次郎さんの作品なのに、表紙が酒井駒子さん。 なんだかすごい組み合わせ。 ジャケ買いだったけど、アタリだったこの本。 ある夜、帰宅途中の道で利根は不思議な光景に出くわす。白いコートを真っ赤に染めて、銃弾に倒れる女性に必死の助けを求められる。…

乙一『暗いところで待ち合わせ』

この表紙、ぞくっとしていいでしょ。小説は表紙からの印象とは少し違って、怖いのは苦手という人にも安心しておすすめできる大好きな1冊。

貴志祐介『新世界より』

この分厚さ。単行本上下巻合わせて1074ページ。合わせて約8cm。1冊でも、ちょっとしたパーティーバックより幅がある…。 しかし、ちょっとしたパーティーバックよりも私を楽しませてくれる、SFファンタジー。それともこの世界は、SFホラー? そこがディ…

吉永南央『萩を揺らす雨―紅雲町珈琲屋こよみ』

カッコイイおばあちゃんになりたいな、と思う。 そう、お草(そう)さんみたいな。 珈琲屋を営みながら、人の集まる場所でいろんな人の話を聞いて、少し頼られながら好きなことができたら、最高かもしれない。

森浩美『夏を拾いに』

とにかく元気な少年たちが、夏を走り抜ける物語。ギンギンに照りつける太陽、背丈ほども伸びた夏草のむんとする匂い、蝉の大合唱が聞こえてくる、「夏」な一冊。 読み終えた後、きっと自分の「夏」を探しに外に飛び出したくなるはず。 転勤を言い渡された夜…

坂木司 『和菓子のアン』

読みながら絶対におなかがすいちゃう本がある。 この『和菓子のアン』もそうだよ。

東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』

「お嬢様の目は節穴ですか」 お嬢様刑事と執事が謎解く、ユーモアたっぷり6つの事件。

上野哲也 『ニライカナイの空で』

昭和の少年たちを描く小説っていいよね。少年たちは、身軽で、単純で、熱くて、とにかくよく走っていて、日に焼けていて、爽やかで。

アレックス・ロビラ 『グッドラックGoodLuck』

チャンスの女神には前髪しかない、という。 過ぎ去った後で捕まえようとしても無駄で、前からやってきた時につかまなければならない。(女子の前髪をひっつかむという行為がどうなのか、と良心的な私は悩むところなのだが)

森絵都 『気分上々』

児童文学作品に定評があり、長編小説が本屋大賞にノミネートされる森絵都さん。しかし、彼女の魅力は短編にある。私が一番好きなのは児童文学だけど。 短編集『風に舞いあがるビニールシート』では、第135回直木賞も受賞している。 『気分上々』はあちこちの…