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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

中沢啓治『はだしのゲンわたしの遺書』

原爆が投下された直後のヒロシマの様子を怖いくらいにリアルに描いた漫画「はだしのゲン」(中沢さんに言わせると本当はもっとリアルに描きたかったらしいのだが). これは中沢啓治さんの自伝的ノンフィクション。

美甘章子『8時15分 ヒロシマで生きぬいて許す心』

1945年8月6日、月曜日、広島ー。父と過ごすいつもと変わらない朝のはじまりは、ひとつの爆弾によって奪われた。 この本は、至近距離で被爆し、全身に大きなやけどを負いながら、奇跡的な回復をした進示さんの半生を娘・章子さんが描いたノンフィクションに基…

宇田川敬介『震災後の不思議な話』

東日本大震災の後、被災地には多くの不思議な話がうまれた。古くからの伝承を添えてそうした話を集めて紹介した1冊。

チャイルド・プア~社会を蝕む子どもの貧困

チャイルド・プアという言葉を知っていますか。いま、日本の子どもの6人にひとりが貧困と言われています。

岩佐大輝 99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る

「おめぇ、会社を何年も経営してんだべ? なじゅんしたらこの町、立でなおせっか知恵しぼってけねぇがや?」

イクバルと仲間たち―児童労働にたちむかった人々

子どもが使うべきなのはペンで、仕事の道具ではありません。 これは強制児童労働に立ち向かったパキスタンの少年の真実の物語。

東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心』

自閉症は、他人とうまくコミュニケーションを取ることができない障害。自閉症の治療の難しいところは、本人から直接語ってもらうことができない点にもあります。障害を持つ中学生が本を書いた。これってすごい。

奇跡のプレイボールー元兵士たちの日米野球

この本に登場するおじいさんたちは、太平洋戦争当時、中学生・高校生くらい。 同じ戦争を体験したかつての日米の青年たちが、平和になったいま、今度は野球の試合をしようと集まった。

山口淑子『李香蘭 私の半生』

2014年、山口淑子さん死去のニュース。 少しだけ紹介された彼女のプロフィールに、俄然興味がわいた。 間もなくアマゾンでは、この本が一時在庫切れとなった。同じように、彼女の半生に興味をひかれた人が殺到(それは言い過ぎか、せめて集中)したのかも。

サラの旅路―ヴィクトリア時代を生きたアフリカの王女

著者が古書店で見つけた一束の手紙。それは、19世紀半ばに、イギリス・ビクトリア女王の保護を受けていたある少女にまつわるものだった。その少女は、アフリカのある部族の女王であり、同じアフリカの国王に殺される寸前に助けられたのだという。それが、表…

「時代をきりひらくIT企業と創設者たち」シリーズ

TwitterもAmazonもWikipediaも。 スマホの普及とともにその利用率はどんどん伸びていて、多くの人の毎日の生活に欠かせないツールになっている。すっごく便利で身近なそのツール、どんな人が作ったか知ってますか?

『スティーブ・ジョブズの生き方』

インタビュー嫌いで有名なジョブズ自身が語った自伝書であり、スティーブ・ジョブズの死後まもなく発売された話題作となったベストセラー『スティーブ・ジョブズ I・IIセット』。 何十人という図書館の予約をなぎ倒し、やっとのことで私の元に巡り着いた割に…

マーギー・プロイス『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』

14歳で漁船が遭難し、アメリカに渡った万次郎。現地では、アメリカに足を踏み入れた最初の日本人として「アメリカを発見した少年」と呼ばれた。

境界を生きる 性と生のはざまで

性分化省疾患、性同一性障害、「体と心の性」の悩みを抱えている人は、実は多い。 そうした人たちの心の奥に閉じ込めていた声を聴く本。

ほんとうの「ドラッグ」

著者は、元・薬物中毒者。ということで、すごく説得力がある。

渡辺俊美『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』

「あぁ、楽しかった夏休みも終わってしまったぁ~」と嘆いているのはなにも子どもたちだけではない。またお弁当作りの日々が始まるのかと、幽鬱になりそうな母たちもいる。

見ル野栄司 『シブすぎ技術に男泣き!』

ひそかな人気の工業系漫画!

ファビオ・ジェーダ『海にはワニがいる』

ひとことで言うと、アフガニスタンに生まれた少年が、安住の地を求め旅をする日々を事実に基づきまとめられた物語である。

米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』

タイトルが気に入って、小説なのかノンフィクションなのかも知らないままに読み始めましが、期待以上に面白かった。 (同じ喜びを味わいたい方は、ここから先は本を読んでからどうぞ)

『おばあちゃん泣いて笑ってシャッターをきるー戦争とダムにうばわれた70年の人生』

図書室で偶然見つけた本。タイトルから、カメラ好きなおばあちゃんのおはなしかと手にしてみると、ダムに奪われゆくふるさと・旧徳山村の姿をカメラにおさめ続けたおばあちゃんのノンフィクション。

「ぼくの父さんは、自殺した。」ーその一言を語れる今

今、日本で自殺をする人は年間約三万人にのぼるという。未遂者をふくめると、その数はさらにふえる。

『ぼくらのアフリカに戦争がなくならないのはなぜ?』

コンゴ・スーダン。世界中が平和を謳ういまの時代、平和のための援助を世界中から受けながらも、アフリカでは戦争が続き何十万人という人の命が無惨に奪われています。生きていても、少年兵士として強制的に闘いに参加させられている人も大勢います。 なぜこ…

みなまた、よみがえる

「ちょっと話ば聞いてくれんかね。」 「公害の原点」と言われる水俣病。 うつりゆく海の景色をずっと見守りつづけてきた恋路島が、静かに語りかける。

チャンスがあれば…―ストリートチルドレンの夢

外国に行ってみたいとか、有名人に会ってみたいとか、家を建てたいとか、到底自分の恋人にはなってくれそうにもないステキな人とデートしてみたいとか。一度でいいから車内にいっぱいの札束をかき分けながら車を走らせてみたいとか(それはわたし)。 「チャ…

ジョゼフ・レマソライ レクトン『ぼくはマサイ―ライオンの大地で育つ』

著者のジョゼフ・レマソライ レクトンは、おもしろい経歴の持ち主です。

高橋邦典『戦争がなかったら3人の子どもたち10年の物語』

南アフリカのリベリア共和国という小さな国では、長い間激しい内戦が続きました。著者がこの内戦で出会った3人の子どもたちの、その後を取材しています。

後藤健二『エイズの村に生まれて―命をつなぐ16歳の母・ナターシャ』

どこか差別的なタイトルにいい感じがしなかったが、著者が取材したエストニアの小さな村ナルヴァでは、住民の90%がエイズに感染し、文字通り「エイズの村」と呼ばれているという事実に、大きなショックを受ける。

ちいさな労働者―写真家ルイス・ハインの目がとらえた子どもたち

この本におさめられているのは、写真家ルイス・ハインが世界に知ってほしいと願ったた「小さな労働者」たち

アリになったカメラマン 昆虫写真家・栗林慧

昆虫カメラマンといえば、カメラを抱えた「永遠の少年」のイメージ。 自分がなりたいというよりも、その純真さや生き物との向き合い方に憧れている。

桝太一『理系アナ桝太一の 生物部な毎日』

桝太一さんといえば、人気アナウンサーで1位を獲得して、3連覇達成するほどの人気アナウンサー。“ネガティブ思考”で“オタク気質”なところがいいらしい。こちらは桝太一さんの自伝的ノンフィクション。

つなみ―被災地の子どもたちの作文集 完全

東日本大震災から1年。数週間前から、このフレーズをあちこちで耳にしますが、聞くたびに頭がくらくらする。

福島の子どもたちからの手紙 ほうしゃのうっていつなくなるの?

地震・津波の大きな被害に加え、福島第一原発の事故により、住みなれた土地を離れなければならなかった人たちがいます。慣れない土地での避難生活を強いられている人々がいます。先の見えない不安を抱えながらも、土地に残っている人々がいます。

重松清『希望の地図3.11から始まる物語』

日刊ゲンダイにて2011年9月より2012年2月まで連載されたもの。2011年3月11日におこった東日本大震災。フリーライター田村彰とひきこもり中学一年生のコンビがあの日以降の被災地の「いま」を取材して歩くドキュメントノベル。

スポーツオノマトペ―なぜ一流選手(トップアスリート)は「声」を出すのか

「オノマトペ」とは、なんじゃ? かんたんにいうと、擬音語や擬声語。

海と、がれきと、ボールと、絆。

震災から1週間後、三陸を訪れた編集部に多くのアスリートが語ったことば。「もう一度スポーツをやりたいなんて、とても言えない」

島沢 優子『左手一本のシュート 夢あればこそ!』

2007年4月3日、高校入学式の3日前、田中正幸は倒れた。 小学校5・6年生の時、ミニバスケットボールで全国大会に2度出場、中学では県下ナンバーワンプレイヤーと言われた、スーパースターだった。

本郷陽一『白球の約束 高校野球監督になったプロ野球選手たち』

毎年ドラフトで70人前後の新人が入団してきて、同じ数だけ、社会という野に放り出される。プロ野球選手の引退の平均年齢は29歳。引退後に高校野球の指導者をやってみたいと考えている選手は多い。ところが、プロ野球とアマチュア野球の間にはひょいとはまた…

岩崎夏海『甲子園だけが高校野球ではない』

甲子園といえば高校野球の代名詞だが、その舞台に立てるのは、ほんのひとにぎり。ほとんどの高校球児が甲子園の舞台に立つことはできない。 そんなことはわかっている。 わかっているからこそ、その輝きは大きく、強く焦がれるのだ。

羽生結弦人気のスポーツノンフィクション

フィギアスケート選手・羽生結弦さんのことがわかるスポーツノンフィクションをまとめました。 羽生結弦 『蒼い炎』 蒼い炎 作者: 羽生結弦 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2012/04/07 メディア: 単行本 購入: 11人 クリック: 113回 この商品を含むブログ …

すべての犬に里親を! 阪神・淡路大震災 1556頭の物語

1995年、阪神・淡路大震災。家、家族、仕事……一瞬でたくさんのものが失われた。 震災の被害に遭ったのは、人間だけではない。

トリイ・ヘイデン シーラという子

10代に読んで欲しいおすすめの本を紹介しているサイトだが、中には薦めることをためらう本もある。トリイ・ヘイデンさんのノンフィクションもそんな本のひとつ。

中国で実際にあった出来事を小説化『ある15歳の死』

1986年、中国・上海一のエリート中学に通う15歳の少女が自ら命を断った。卒業を間近に控えた冬のことだった。