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青りんごの本棚

~10代の読書案内~

杉浦日向子『百日紅』

江戸風俗研究家・杉浦日向子さんが描く北斎の江戸の町 実は、彼女が漫画を描いていたとは知らなかったのです。 日本が誇る浮世絵画家・葛飾北斎と、北斎の画才を受け継いだ次女のお栄、そして江戸の人たちの暮らしぶりがうかがえます。さばけていても純なお…

山口淑子『李香蘭 私の半生』

2014年、山口淑子さん死去のニュース。 少しだけ紹介された彼女のプロフィールに、俄然興味がわいた。 間もなくアマゾンでは、この本が一時在庫切れとなった。同じように、彼女の半生に興味をひかれた人が殺到(それは言い過ぎか、せめて集中)したのかも。 …

「時代をきりひらくIT企業と創設者たち」シリーズ

TwitterもAmazonもWikipediaも。 スマホの普及とともにその利用率はどんどん伸びている。 似たようなサイトやアプリも次々に登場しているが、Amazonはトップに君臨し続けるし、Twitterのユーザー数は2015年には3,500万人を超えたと公式発表された。 インター…

『スティーブ・ジョブズの生き方』

インタビュー嫌いで有名なジョブズ自身が語った自伝書であり、スティーブ・ジョブズの死後まもなく発売された話題作となったベストセラー『スティーブ・ジョブズ I・IIセット』。 何十人という図書館の予約をなぎ倒し、やっとのことで私の元に巡り着いた割に…

日本人なら知っておきたい日本文学

日本語学校に通う面白い外国人たちを描いた「日本人の知らない日本語」が昨年大ブレイク。この本、人前で読むことをおすすめできないくらい、声を出して笑っちゃうおもしろエッセイ漫画で、私もお気に入り。漫画担当の蛇蔵さんネタ元である日本語教師の海野…

マーギー・プロイス『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』

14歳で漁船が遭難し、アメリカに渡った万次郎。現地では、アメリカに足を踏み入れた最初の日本人として「アメリカを発見した少年」と呼ばれたそうです。 海の向こうには鬼が住んでいて、捕まったら喰われるとか思われていた時代。日本とはスケールも考え方も…

ジョゼフ・レマソライ レクトン『ぼくはマサイ―ライオンの大地で育つ』

著者のジョゼフ・レマソライ レクトンは、おもしろい経歴の持ち主です。 ケニア・マサイ族の生まれ。アメリカの大学で文学士号と修士号を取得。さらにハーヴァード大学で国際教育政策の修士号を取得し、現在は、ヴァージニア州北部にあるラングリー校で歴史…

イクバルと仲間たち―児童労働にたちむかった人々

過酷な児童労働の実情 イクバルはパキスタンの少年です。本当の年齢は、彼自身も知りません。中学生くらいでしょうか。でも、同じ年頃の子どもに比べると、とてもやせていて小さい男の子です。 イクバルは、家族の借金を返済するために4歳からじゅうたん工…

戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ

私も子どもたちもおさるのジョージが大好きです。あの素直さ、やんちゃさ、愛くるしさ、きっとみなさんも思ったことがあるはず 「これってウチの息子そのまんまじゃないか~」 えぇ、えぇ、わかりますとも。世界中の息子のそっくりさん、ジョージ。ジョージ…