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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

小説

湊かなえ『告白』

5/9は告白の日。 だれかに秘めた想いを伝える代わりに、私はこの本を読む。だれかに秘めた思いを伝えてみるのもいいかもね。 でも、こんな告白はごめんだわ。

【本を探す】おすすめの小説

小説を読みたい人、小説から本を探したい人はこちら。

アデル・ジェラス『バレエものがたり』~岩波少年文庫

どんなパーティーでも、おわりにかならずおどりをおどるわよね。お菓子の国での最後のワルツは、とりどりの色がきらめきながらぐるぐるまわって、まるで万華鏡のようだったわ。(「くるみわり人形」より)

桐野夏生『優しいおとな』

「おとなには、優しいおとな、優しくないおとな、どっちつかずの3種類がいる。」 子どもが生きのびるために必要なのは、大人を見極めるスキルなのか。

ルイス・サッカー『顔をなくした少年』

いたずらの代償は、魔女の呪い。 いいことなんかひとつもないぼくの人生。 この呪いを解くには、どうしたらいい。

長谷川夕『僕は君を殺せない』~ノベル大賞受賞

君は、僕の、たくさんある嫌いなもののうちのひとつです。それなのにどうして、そんな風に笑うのでしょうか。君が笑うたび、僕は泣きたくなります。

吉田修一『パレード』

この小説の中で描かれているのは、東京のマンションをシェアしてオシャレな生活を送っているイマドキの若者の群像劇なんかじゃなくって。

角田光代『紙の月』

この物語の主人公である梅澤梨花は、ずっとこう思っていた。いまの私は、私の一部でしかない、と。 平凡な主婦であったはずの梨花を一億円もの横領に駆り立てたものは何だったのか。

新津きよみ『ふたたびの加奈子』

人って死んだら生まれ変われるのでしょうか。たとえばそれが、あなたにとって大切な人だったら、やっぱり、どうあっても戻ってきて欲しいと思うでしょうか。

篠田節子『ブラックボックス』

今朝、私が口に入れたレタスはどこで作られたものなのか。 体内に取り込むのに安全だと言えるのか。なにを根拠に?この本を読んだ後では、すべてを疑ってしまう。

角田光代『Presents』

人にしてやったことは忘れても、人にしてもらったことは忘れるな と田中角栄は言った。 読了後、私の頭の中に飛び込んできたのは、いつか目にした田中角栄の(正確には彼の母が彼に遺した)この言葉だった。

江國香織『ぼくの小鳥ちゃん』

雪の降る寒い朝、ぼくの部屋の窓に突然やってきた小鳥ちゃん。家族や友だちとはぐれちゃったらしい小鳥ちゃんは、ぼくの部屋で一緒に暮らしはじめた。

瀬尾まいこ『春、戻る』

結婚を間近にひかえたさくらの前に、ある日突然「兄」が現れた。 どう見ても、さくらよりも年下。 それに、さくらにはもちろん、兄などいない。(私にも兄などいない)

ヨナス・ヨナソン『国を救った数学少女』

1960年代。物語の主人公・ノンベコは南アフリカ生まれの少女。貧民街に暮らし、し尿処理場で働く14歳。

水野宗徳『さよなら、アルマ』

第二次世界大戦中、およそ10万頭の犬たちが、軍犬として戦場に送られた。その事実は意外と知られていない。この物語は、1枚の写真から生まれたフィクション。

辻仁成『海峡の光』

辻仁成さんといえば、このごろでは中山美穂さんの元・夫というイメージが先行しているような気もするが、芥川賞も受賞している作家さん。

佐藤泰志『そこのみにて光輝く』

呉美穂監督と池脇千鶴、綾野剛の映画がとてもよかったので、読みたかった原作。

市川朔久子『小やぎのかんむり』

夏芽(なつめ)は、中高一貫校に通う中学三年生。夏休みに山奥にあるお寺のサマーステーに参加した。家族から遠く離れるために。

今村夏子『こちらあみ子』

目があった瞬間、「読めばいい」とその生き物は私に言った。 「ほう」と私はつれなく返した。 あのね、私に甘い声をかけてくる本はあなただけじゃないのよ。 「そう」と、ユニコーンのような姿をした奇妙で美しい生き物が、しゅんとしてうつむく。私だって意…

今村夏子『あひる』

デビュー作『こちらあみ子』がえらく気に入って、楽しみにしていた今村夏子さんの2作目『あひる』が第155回芥川賞候補となり単行本発売すると聞いて、早速書店へ。

乙野四方字『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』

人生とは、選択の繰り返しである。私たちは時に、選ばなかった人生について考えるが、それはあくまでも「もしも」の話。

中園直樹『星空マウス』

あのころぼくは、マウスだった。 中園さんは、自身の壮絶ないじめ体験を小説に投影させている。同じような思いをしている人に「それでも生きて」と伝えるために。

川上未映子『ヘヴン』

4月が終わりかけたある日、ふでばこの中に小さな紙が入っていた。 <わたしたちは仲間です> それが、教室の中でいじめられている僕とコジマをつなぐ最初の手紙だった。

荻原浩『コールドゲーム』

かつていじめにあっていたあいつが復讐を開始した。ターゲットはいじめていた元クラスメイトたち全員。

川島誠『ファイナルラップ』

自分のやりたいことなんて簡単には見つからない。 迷いの先にその答えを見つけることもある。

原田マハ『夏を喪くす』

いい作家は、短編がうまい。 女性作家なら、向田邦子、角田光代、江國香織、そして原田マハ。 原田さんは、長編小説のイメージがあるが短編も好き。

川島誠『800』

がむしゃらでパワフルなバスケ部出身の中沢。 ストイックに走りを追求していく理性派の広瀬。 性格も育った環境も全く違うふたりが800M走というトラックで出会った。

中脇初枝『あかい花』

女子による女子のための女子小説、です。 男女平等という言葉を耳にする機会が多いが、「同等の人権を与えられるべき」という思想のことだと私はとらえている。

岡田依世子『霧の流れる川』

小学1年生のカナと中学1年生の保は、自然豊かな東北の山深い集落に暮らす兄と妹。カナはある日、バス停で見慣れないやせっぽちの男の子と出会った。 その男の子は、ほらあなに大切な忘れ物をしたと言う。

宮部みゆき『刑事の子』

中学生が活躍する、宮部みゆきさんのミステリー。

辻村深月『水底フェスタ』

女は怖いよ。どんな男にも簡単に素顔など見せやしない。

辻村深月『凍りのくじら』

辻村深月さんの本、何から読もうかなという人にはここから読むのがおすすめ。

辻村深月『盲目的な恋と友情』

あの人が死んでしまったら、とても生きていけないと思った、あの幸せの絶頂ー。 恋をしている時、見えなくなるのは相手なのか、自分なのか。

重松清『また次の春へ』

大きな地震と津波に日常を奪われた町がある。 家族を失った人、家を流された人。 私たちに何ができるのだろうと迷い、無力感に苛まれ、当事者ではないあなたたちにその痛みはわからないと一蹴されても、誰かに添いたいという思いは間違っちゃいない。そんな…

重松清『希望ヶ丘の人びと』

希望ヶ丘は、とある海の町のちょっと古いニュータウン。 ガンで亡くなった妻のふるさとである希望が丘に引っ越してきた田島さん一家。春から中学3年生になる美嘉と小学5年生になる亮太とともに、田島さんはこの街で学習塾の教室長として新しい生活をスタート…

濱野京子『その角を曲がれば』

女の子は3人集まると難しい、と相場が決まっている。 ふたりだけならたいした喧嘩にもならない、5人以上ならもっと気楽にやれるのに、とため息をつく。(だろう)

森絵都『つきのふね』

1999年、ノストラダムスの予言では西暦2000年をまたずに人類は滅びるらしい。 さくらと梨利はまだ中学二年生。未来に希望だって持ちたい。このままずっと一緒だと思っていたのに、あることがきっかけで、ふたりはいま気まずい関係になっている。 それで、さ…

薬丸岳『Aではない君と』

「うちの子にかぎって」という言葉は、どの親も十字架のように掲げている言葉だが、果たしてそれは、子どもを信じているからこそ言える言葉なのか。 それとも、信じているのは自分の子育てなのか。

中脇初枝 『祈祷師の娘』

春永(はるなが)は、はるちゃんと呼ばれている。 はるちゃんは中学生の女の子で、祈祷師の家に暮らす。 一緒に暮らす「おとうさん」とも「おかあさん」とも血のつながりはない。

山田悠介 『キリン』

天才の遺伝子が手に入るとしたら、あなたは欲しいですか。 う~ん。 天才は孤独だというから、私は天才の遺伝子はいりません。 でもね、もしあなたの子どもに天才の遺伝子を与えることができると言われたらどうだろう?

辻村深月『鍵のない夢を見る』

止めようも抗いようもなく、気づくと狂気は隣にいた。 自分がいた場所が少しずつおかしくなっていたのだろうか。 それとも、おかしいと気づかずにそこへ自分から入り込んだのだろうか。 いずれにしろ、自分が気が付かないうちにそういうことになっていたらし…

湊かなえ『高校入試』

一高の入試前日「入試をぶっつぶす!」と書かれた模造紙が、入試会場に貼り出された。 関係者以外立ち入りを禁じられた校内で、誰がそんな張り紙をしたのか。 入試をぶっつぶすとはどういう意味なのか。

辻村深月 『朝が来る』

人生には求めるだけで手に入らないものがたくさんある。 だからこそ人はそれを強く求めるのだし、求めるほどにその価値は大きくある。 時に押しつぶされるほどに。

金城一紀『レヴォリューションNO.3』

有名進学校が並ぶ新宿区の中にあって、陸の孤島のように存在している典型的オチコボレ男子高。そこに通うぼくたちは、まわりからこう呼ばれている。 ≪ゾンビ≫と。

重松清 『十字架』

十字架の重みは、それを背負ったことのある者にしかわからない。 胸に刺さった傷は、すごく痛くて、なかなか立ち直れなかったり、致命傷になることだってあるけれど、生きていればいつか癒すこともできる。

まはら三桃 『白をつなぐ』

新春の駅伝といえば、「箱根駅伝」だけではない 。 毎月一月の中旬に行われる、全国男子駅伝大会。

柚木麻子『本屋さんのダイアナ』

本好き女子は、たいがい孤独である。

市川朔久子『ABC! 曙第二中学校放送部』

Akebono Broadcasting Club(アケボノ ブロードキャスティング クラブ)略してABC。

重松清『エイジ』

ぼくの名はエイジ。東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンにある中学の二年生。その夏、町には連続通り魔事件が発生して、犯行は次第にエスカレートし、ついに捕まった犯人は、同級生だった―。

乙武洋匡『だいじょうぶ3組』

新学期、ぼくらのクラスの新しい先生は、電動車いすに乗って手と足がない先生だった!!