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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

小説-YA文学

桐野夏生『優しいおとな』

「おとなには、優しいおとな、優しくないおとな、どっちつかずの3種類がいる。」 子どもが生きのびるために必要なのは、大人を見極めるスキルなのか。

ルイス・サッカー『顔をなくした少年』

いたずらの代償は、魔女の呪い。 いいことなんかひとつもないぼくの人生。 この呪いを解くには、どうしたらいい。

中園直樹『星空マウス』

あのころぼくは、マウスだった。 中園さんは、自身の壮絶ないじめ体験を小説に投影させている。同じような思いをしている人に「それでも生きて」と伝えるために。

川島誠『ファイナルラップ』

自分のやりたいことなんて簡単には見つからない。 迷いの先にその答えを見つけることもある。

川島誠『800』

がむしゃらでパワフルなバスケ部出身の中沢。 ストイックに走りを追求していく理性派の広瀬。 性格も育った環境も全く違うふたりが800M走というトラックで出会った。

岡田依世子『霧の流れる川』

小学1年生のカナと中学1年生の保は、自然豊かな東北の山深い集落に暮らす兄と妹。カナはある日、バス停で見慣れないやせっぽちの男の子と出会った。 その男の子は、ほらあなに大切な忘れ物をしたと言う。

濱野京子『その角を曲がれば』

女の子は3人集まると難しい、と相場が決まっている。 ふたりだけならたいした喧嘩にもならない、5人以上ならもっと気楽にやれるのに、とため息をつく。(だろう)

森絵都『つきのふね』

1999年、ノストラダムスの予言では西暦2000年をまたずに人類は滅びるらしい。 さくらと梨利はまだ中学二年生。未来に希望だって持ちたい。このままずっと一緒だと思っていたのに、あることがきっかけで、ふたりはいま気まずい関係になっている。 それで、さ…

中脇初枝 『祈祷師の娘』

春永(はるなが)は、はるちゃんと呼ばれている。 はるちゃんは中学生の女の子で、祈祷師の家に暮らす。 一緒に暮らす「おとうさん」とも「おかあさん」とも血のつながりはない。

重松清 『十字架』

十字架の重みは、それを背負ったことのある者にしかわからない。 胸に刺さった傷は、すごく痛くて、なかなか立ち直れなかったり、致命傷になることだってあるけれど、生きていればいつか癒すこともできる。

重松清『エイジ』

ぼくの名はエイジ。東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンにある中学の二年生。その夏、町には連続通り魔事件が発生して、犯行は次第にエスカレートし、ついに捕まった犯人は、同級生だった―。

岩瀬成子『きみは知らないほうがいい』

ミステリアスなタイトルと、長谷川さんの描く女の子が妙に引っかかって、気になっていた本。

重松清『星のかけら』

ディズニー映画の中で、ダンボが好きだ。 あの水色のぞう。 耳が大きくて、ぞうなのに空が飛べないっていう…。というか、そもそも象は空など飛べないじゃないか。飛ばなくていいはずなのだけど。

西川つかさ『ひまわりのかっちゃん』

舞台は、昭和30年代の北海道。特殊学級に入ることをすすめられた男の子が、すてきな先生と出会い、普通学級で立派に成長を見せてくれる自伝的小説。

草野たき『ハッピーノート』

聡子は、中学受験のために塾へ通う小学6年生の女の子。でも、塾に通う本当の理由はちょっと違う。学校では、強い女の子に合わせているようなつまんない毎日。もっと楽しい・新しい世界を見つけたくて塾へ通うことに決めたけれど…。

湯本香樹実『ポプラの秋』

ポプラ荘のおばあさんが亡くなった。というところから、物語は始まる。

三船恭太郎『12歳の空』

「ヘチマと僕と、そしてハヤ」で「第二回12歳の文学賞」大賞受賞した、三船恭太郎くん(どうしても君付けしたくなるのは、彼に坊主頭が似合いすぎるせいだろう)。12歳の文学のハードルも知名度も彼が一気に押し上げたといっても過言ではないでしょう。 そ…

伊藤たかみ『ミカ!』

子供でいたい。大人になんてなりたくないこっそり流す涙のむこうには幸せな明日がある。双子のミカとユウスケの瑞々しい小学校ライフ。

梨木香歩『西の魔女が死んだ』

「西の魔女が死んだ。」 中学生になってまもなく、学校へ行けないまい。まいは祖母のもとで一緒に「魔女修行」をしながら暮らすことになった。

中沢けい『楽隊ウサギ』

「君、吹奏楽部に入らないか?」「エ、スイソウガク!?」

重松清『きよしこ』

吃音って知ってますか?言葉がつっかえて、うまくしゃべれないことです。この物語は、吃音に悩む少年の母親から著者に手紙が届く、というプロローグから始まる。

魚住直子『非・バランス』

学校での私のルール。一つ、クールに生きていく。一つ、友だちはつくらない。

瀬尾まいこ『僕の明日を照らして』

ママの再婚相手の優ちゃんは歯科医師でカッコよくて、優しい。 そして、時々キレて、僕に暴力をふるう。 ママと僕と優ちゃんと…僕はこの幸せを失いたくないから、誰かに話すつもりなんてない。

三輪裕子『優しい音』

クラスで仲の良かった香澄たちから無視されるようになった千波。ある日、千波の携帯に「しおかぜ」と名乗る人からのメールが届くようになる。

風野潮 『ビート・キッズ』

ドラムのひびきは、俺の心の花火やねん!英二がたたく。七生(ななお)が打つ。ふたりの大阪少年が、16ビートで笑って泣かせる!青春ビート小説。

まはら三桃『カラフルな闇』

第46回講談社児童文学新人賞佳作受賞作「オールドモーブな夜」を書き改めた。

梨屋アリエ『でりばりぃAge』

中学2年生のマナコは、私立G高校の教室で、友だちと夏期講習を受けていた。たぶん2年後にはこの高校に通うことになる。だけど、なぜかそのことが息苦しい…。

千原ジュニア『14歳』

これは、ある14歳の物語。パジャマを着た少年の物語。僕自身の物語。僕はもう何ヵ月もパジャマ暮らし。パジャマの少年を不思議がる人たちの視線にも慣れている。

朽木祥 『風の靴』 

海生(かいせい)は、お兄ちゃんが通う難関中学への受験に失敗して、公立中に通う一年生。3年後の高等科受験をさせようとしている両親の会話を聞き、海生は気がめいる。「もう、ほんとにサイテーだ。」しかし、1か月もしないうちに、もっとサイテーなこと…

佐藤多佳子『聖夜 ― School and Music』

クリーム色の背景に教会のイラスト、シンプルな表紙が綺麗ですよね。そもそもは別冊文芸春秋で音楽と学校を二本柱にした短編集のシリーズのひとつ。

森絵都『カラフル』

自殺したはずの小林真の体にホームステイすることになったぼく。天使によると、輪廻のサイクルに戻るためには、誰かの体にホームステイして自分の犯した罪を思い出さなくてはならないのだ。ぼくは自分のおかした罪を思い出し、再び輪廻のサイクルに戻ること…

佐藤多佳子『第二音楽室―School and Music』

長編『聖夜』と合わせて「音楽×学校」をテーマにしたシリーズ。音楽に携わっている人なら共感できる部分が多いはず。

花形みつる『アート少女―根岸節子とゆかいな仲間たち』

美術部というと、運動が苦手で学校の中ではどちらかというと消極的な人種というイメージ(いや、モデルはいませんよ)ですが、この本に出てくる「根岸節子とゆかいな仲間たち」は、そんなイメージと180度違う。

市川朔久子『紙コップのオリオン』

生徒会や委員会活動って部活動に比べて、地味というか、注目度も熱中度も低めなのはなんでだろう。内申では好感度が高めという理由で「所属」したいって人は多いみたいだけど。それって、どうなの。

林慧樹『いじめ 14歳のMessage』

著者が14歳の時に、自身のいじめ体験を基に書いた小説です。中学2年生の彗佳は、イジメられていた同級生をかばったことで、自分がいじめのターゲットになります。 いじめはだんだんとエスカレートしていく。

濱野京子 『石を抱くエイリアン』

2010年ー2011年3月、中学3年生だった彼らの物語。 当たり前に、ずっとそこにあると思ったものが永遠でないと知る。 それを知ったとき、大人に近づいてしまうんだと思う。

重松清『赤ヘル1975』

赤ヘルとは、どんぴしゃり「カープ軍団」のこと。この時代をリアルに体験してきたカープファンの方には、迷わず購入されることをおすすめします。

重松清 『ゼツメツ少年』

「だって、同じだろ、俺たち、クジラの祖先と。このままだと、俺たち絶滅しちゃうと思わないか?」

灰谷健次郎『手と目と声と』

娘が、『太陽の子』読んで以来、灰谷さんにハマっている。 私の好きな作家さんでもあるので、ふたりでそんな話で盛り上がってばっかりいるからか、珍しく息子(小6)が学校の図書館から借りてきた。

川島誠『神様のみなしご』

海辺の養護施設・愛生園ですごす「ワケあり」な少年少女たちの物語。 人生のすべては、大人の都合である。

石井睦美『卵と小麦粉それからマドレーヌ』

中学に入学したばかりの菜穂は、「もう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?」と話しかけてきた亜矢と仲良くなる。順調に思えた中学生活だったけれど、13歳の誕生日にママがフランスに行くと言い出して…!!

村田紗耶香『マウス』

自分のことを内気だという5年生の女の子・律(りつ)と、ちょっと変わった女の子・瀬里奈の友情物語。

相沢沙呼『雨の降る日は学校に行かない』

教室の中にうまく自分の居場所を見つけられない女の子たちの6つの物語。

草野たき『反撃』

どのクラスにもいるような、おとなしめのふつうの女の子たち。でもね、ただ黙って、いまの状況に埋もれているわけじゃないのよ。自分の武器をもって、静かに立ち上がる5人の中学生女の子の物語。

加藤千恵『春へつづく』

北国の中学校を舞台にした連作短編。 少し遅い桜の季節にはじまった物語が、季節のうつろいと共に語り手を変え進んでゆく連作短編。 語り手は中学生だけじゃないってところもポイントだったりする。

森絵都『宇宙のみなしご』

屋根にのぼったことある? 陽子は14歳、衝動的でせっかちな性格。ひとつ年下のリンは、陽子とは正反対のおだやかな性格の弟。両親が自営業で忙しく、家にいないことも多かった。テレビやゲームじゃつまらない陽子とリンは小さいころからおもしろいことを見…

吉野万里子『赤の他人だったら、どんなによかったか。』

これは、わたしにもきっとあなたにも起こりうるかもしれないこと。 でも起こるかもしれないなんて、普段は考えてもいないこと。

小手鞠るい 『思春期』 

これは、ある女の子の中学1年生から3年生までの物語。 彼女は学校も自分のことも好きではない。特別な理由はないけれど。

森絵都『クラスメイツ』

1年A組24人の24色 中学生になった。新しい教室、新しいクラスメイト。仲のいい友だちと別れた心細さもあるけれど、いつの間にかポニーテールのえりあしにも慣れるし、制服のスカーフだってうまく結べるようになる。 中学生になった春から、次の春まで。男子…

ファビオ・ジェーダ『海にはワニがいる』

ひとことで言うと、アフガニスタンに生まれた少年が、安住の地を求め旅をする日々を事実に基づきまとめられた物語である。