青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

小説

堀米薫『チョコレートと青い空』

周二は小学5年生。おとうさんとおかあさん、妹のゆりと周二、そして反抗期でいつも機嫌の悪い兄・一樹の5人家族。専業農家の周二の家に、アフリカのガーナからエリックが日本の農業を勉強するためにやってきた。

福田隆浩『ブルーとオレンジ』

教室の中には、目には見えないカースト制度がある。 カースト制度っていうのは、力関係のこと。 ごくごくふつうの小学5年生の男の子ブルーと、ごくごくふつうにしたいと思う女の子オレンジ。ふたりはクラスメイト。

まはら三桃『なみだの穴』

泣きたい気持ちになった時。 それはなみだの穴があらわれた時だよ。

岩瀬成子『きみは知らないほうがいい』

ミステリアスなタイトルと、長谷川さんの描く女の子が妙に引っかかって、気になっていた本。

重松清『星のかけら』

ディズニー映画の中で、ダンボが好きだ。 あの水色のぞう。 耳が大きくて、ぞうなのに空が飛べないっていう…。というか、そもそも象は空など飛べないじゃないか。飛ばなくていいはずなのだけど。

西川つかさ『ひまわりのかっちゃん』

舞台は、昭和30年代の北海道。特殊学級に入ることをすすめられた男の子が、すてきな先生と出会い、普通学級で立派に成長を見せてくれる自伝的小説。

草野たき『ハッピーノート』

聡子は、中学受験のために塾へ通う小学6年生の女の子。でも、塾に通う本当の理由はちょっと違う。学校では、強い女の子に合わせているようなつまんない毎日。もっと楽しい・新しい世界を見つけたくて塾へ通うことに決めたけれど…。

湯本香樹実『ポプラの秋』

ポプラ荘のおばあさんが亡くなった。というところから、物語は始まる。

三船恭太郎『12歳の空』

「ヘチマと僕と、そしてハヤ」で「第二回12歳の文学賞」大賞受賞した、三船恭太郎くん(どうしても君付けしたくなるのは、彼に坊主頭が似合いすぎるせいだろう)。12歳の文学のハードルも知名度も彼が一気に押し上げたといっても過言ではないでしょう。 そ…

濱野京子『木工少女』

英語教師の父親の転勤で、小学校生活最後の一年間を山奥の小さな村で過ごすことになった主人公、美楽(みらく)。 東京練馬育ちの美楽には、コンビニもじゃがりこもないド田舎の生活も、たった一年だけのクラスメートもなじめない。(というか、なじむつもり…

岡田依世子『ぼくらが大人になる日まで』

目指す受験の先に何があるのか。―ぼくたちは大人を信じていいのか。人生の最初の岐路に立つ、6人がそれぞれに自分で選んだ道とは…。

伊藤たかみ『ミカ!』

子供でいたい。大人になんてなりたくないこっそり流す涙のむこうには幸せな明日がある。双子のミカとユウスケの瑞々しい小学校ライフ。

冲方丁『はなとゆめ』

清少納言、28歳。「私はあの方を守る番人になる」帝・一条帝の后・中宮定子様に女房として仕え、『枕草子』を書き上げるまでが描かれた、清少納言ファン必読書。

百田尚樹『海賊とよばれた男』

舞台は戦前から戦後。日本の石油産業を支え、礎を築いた出光石油の社長をモデルに描かれた小説である。

三谷幸喜『清須会議』

三谷幸喜ってだけで、おもしろそうと軽く飛びついてみたら、歴史モノなのね。巷では歴女ブームもまだまだ健在だが、歴史は得意ではない分野。でもまぁ、そこは三谷幸喜だからと読む。

吉橋通夫『風の海峡』

歴史の教科書を開けば、日本と朝鮮半島には、それぞれそんな名前で呼ばれるよりも以前から交流があったことがわかる。 近くて遠い。 とても似ている海を隔てた隣の国。 この物語は、そのふたつの国の「歴史」と言われるひとつの物語。

冲方丁『天地明察』

渋川春海(安井算哲)が、日本独自の暦を作るというストーリー。舞台は江戸時代ですが、なんと、歴史小説に欠かせない剣で戦うシーンがない!!

自炊男子 「人生で大切なこと」が見つかる物語

草食系男子・メガネ男子・スピリチュアル系男子…、男子を分類するのはもうやめませんか?と呆れ顔のあなた、そんな本ではありませんのでご安心を。逆に、萌え系弁当男子的小説を期待していたあなた、これまたごめんなさい、ちょっと違います。

梨木香歩『西の魔女が死んだ』

「西の魔女が死んだ。」 中学生になってまもなく、学校へ行けないまい。まいは祖母のもとで一緒に「魔女修行」をしながら暮らすことになった。

中沢けい『楽隊ウサギ』

「君、吹奏楽部に入らないか?」「エ、スイソウガク!?」

重松清『きよしこ』

吃音って知ってますか?言葉がつっかえて、うまくしゃべれないことです。この物語は、吃音に悩む少年の母親から著者に手紙が届く、というプロローグから始まる。

魚住直子『非・バランス』

学校での私のルール。一つ、クールに生きていく。一つ、友だちはつくらない。

瀬尾まいこ『僕の明日を照らして』

ママの再婚相手の優ちゃんは歯科医師でカッコよくて、優しい。 そして、時々キレて、僕に暴力をふるう。 ママと僕と優ちゃんと…僕はこの幸せを失いたくないから、誰かに話すつもりなんてない。

三輪裕子『優しい音』

クラスで仲の良かった香澄たちから無視されるようになった千波。ある日、千波の携帯に「しおかぜ」と名乗る人からのメールが届くようになる。

風野潮 『ビート・キッズ』

ドラムのひびきは、俺の心の花火やねん!英二がたたく。七生(ななお)が打つ。ふたりの大阪少年が、16ビートで笑って泣かせる!青春ビート小説。

まはら三桃『カラフルな闇』

第46回講談社児童文学新人賞佳作受賞作「オールドモーブな夜」を書き改めた。

笹生陽子『世界がぼくを笑っても』

「われらが浦沢中学にすごい先生がやってくるってさ―」中学二年生になる春休み、北村ハルトは、浦沢中の非公式サイトの掲示板にこんなカキコミを見つけた。

藤田のぼる『錨を上げて』

1964年、東京オリンピックがひらかれた年。東北の小さな町の青木中学吹奏楽部は、ここ数年ステージに立ったことがない弱小ブラスバンド。

梨屋アリエ『でりばりぃAge』

中学2年生のマナコは、私立G高校の教室で、友だちと夏期講習を受けていた。たぶん2年後にはこの高校に通うことになる。だけど、なぜかそのことが息苦しい…。

福田隆浩『この素晴らしき世界に生まれて』

本を読むことの一番の醍醐味は、本の世界を楽しむことだと思うのですが、中にはそこからさらに、読んでいる人を励ましたり勇気づけてくれる本というのがあります。この本も、そんな本だといえます。

千原ジュニア『14歳』

これは、ある14歳の物語。パジャマを着た少年の物語。僕自身の物語。僕はもう何ヵ月もパジャマ暮らし。パジャマの少年を不思議がる人たちの視線にも慣れている。

朽木祥 『風の靴』 

海生(かいせい)は、お兄ちゃんが通う難関中学への受験に失敗して、公立中に通う一年生。3年後の高等科受験をさせようとしている両親の会話を聞き、海生は気がめいる。「もう、ほんとにサイテーだ。」しかし、1か月もしないうちに、もっとサイテーなこと…

魚住直子『大盛りワックス虫ボトル』

想い想われ振り振られ、みたいなごゴロ合わせ、なんのこっちゃ!?な、このタイトル。読めばわかります。

佐藤多佳子『聖夜 ― School and Music』

クリーム色の背景に教会のイラスト、シンプルな表紙が綺麗ですよね。そもそもは別冊文芸春秋で音楽と学校を二本柱にした短編集のシリーズのひとつ。

森絵都『カラフル』

自殺したはずの小林真の体にホームステイすることになったぼく。天使によると、輪廻のサイクルに戻るためには、誰かの体にホームステイして自分の犯した罪を思い出さなくてはならないのだ。ぼくは自分のおかした罪を思い出し、再び輪廻のサイクルに戻ること…

佐藤多佳子『第二音楽室―School and Music』

長編『聖夜』と合わせて「音楽×学校」をテーマにしたシリーズ。音楽に携わっている人なら共感できる部分が多いはず。

花形みつる『アート少女―根岸節子とゆかいな仲間たち』

美術部というと、運動が苦手で学校の中ではどちらかというと消極的な人種というイメージ(いや、モデルはいませんよ)ですが、この本に出てくる「根岸節子とゆかいな仲間たち」は、そんなイメージと180度違う。

八束澄子 『オレたちの明日に向かって』

勇気は、ごくごく普通の中学生。自分ではぱっとしないって思っているみたいだけど。ジョブトレーニングの講師として学校にやってきたのは、勇気の母がいつもお世話になっている保険屋さんの今井さん。

市川朔久子『紙コップのオリオン』

生徒会や委員会活動って部活動に比べて、地味というか、注目度も熱中度も低めなのはなんでだろう。内申では好感度が高めという理由で「所属」したいって人は多いみたいだけど。それって、どうなの。

林慧樹『いじめ 14歳のMessage』

著者が14歳の時に、自身のいじめ体験を基に書いた小説です。中学2年生の彗佳は、イジメられていた同級生をかばったことで、自分がいじめのターゲットになります。 いじめはだんだんとエスカレートしていく。

濱野京子 『石を抱くエイリアン』

2010年ー2011年3月、中学3年生だった彼らの物語。 当たり前に、ずっとそこにあると思ったものが永遠でないと知る。 それを知ったとき、大人に近づいてしまうんだと思う。

重松清『赤ヘル1975』

赤ヘルとは、どんぴしゃり「カープ軍団」のこと。この時代をリアルに体験してきたカープファンの方には、迷わず購入されることをおすすめします。

重松清 『ゼツメツ少年』

「だって、同じだろ、俺たち、クジラの祖先と。このままだと、俺たち絶滅しちゃうと思わないか?」

灰谷健次郎『手と目と声と』

娘が、『太陽の子』読んで以来、灰谷さんにハマっている。 私の好きな作家さんでもあるので、ふたりでそんな話で盛り上がってばっかりいるからか、珍しく息子(小6)が学校の図書館から借りてきた。

村中李衣『チャーシューの月』

児童養護施設を舞台に、そこに暮らす子どもたちを描く。 こちら、読書感想文コンクールの課題図書。

川島誠『神様のみなしご』

海辺の養護施設・愛生園ですごす「ワケあり」な少年少女たちの物語。 人生のすべては、大人の都合である。

石井睦美『卵と小麦粉それからマドレーヌ』

中学に入学したばかりの菜穂は、「もう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?」と話しかけてきた亜矢と仲良くなる。順調に思えた中学生活だったけれど、13歳の誕生日にママがフランスに行くと言い出して…!!

泉啓子『晴れた朝それとも雨の夜』

中学生女子の3つの恋のオムニバス。

村田紗耶香『マウス』

自分のことを内気だという5年生の女の子・律(りつ)と、ちょっと変わった女の子・瀬里奈の友情物語。

相沢沙呼『雨の降る日は学校に行かない』

教室の中にうまく自分の居場所を見つけられない女の子たちの6つの物語。