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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

長谷川夕『僕は君を殺せない』~ノベル大賞受賞

君は、僕の、たくさんある嫌いなもののうちのひとつです。それなのにどうして、そんな風に笑うのでしょうか。君が笑うたび、僕は泣きたくなります。

新津きよみ『ふたたびの加奈子』

人って死んだら生まれ変われるのでしょうか。たとえばそれが、あなたにとって大切な人だったら、やっぱり、どうあっても戻ってきて欲しいと思うでしょうか。

乙野四方字『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』

人生とは、選択の繰り返しである。私たちは時に、選ばなかった人生について考えるが、それはあくまでも「もしも」の話。

宮部みゆき『刑事の子』

中学生が活躍する、宮部みゆきさんのミステリー。

辻村深月『水底フェスタ』

女は怖いよ。どんな男にも簡単に素顔など見せやしない。

辻村深月『凍りのくじら』

辻村深月さんの本、何から読もうかなという人にはここから読むのがおすすめ。

辻村深月『盲目的な恋と友情』

あの人が死んでしまったら、とても生きていけないと思った、あの幸せの絶頂ー。 恋をしている時、見えなくなるのは相手なのか、自分なのか。

薬丸岳『Aではない君と』

「うちの子にかぎって」という言葉は、どの親も十字架のように掲げている言葉だが、果たしてそれは、子どもを信じているからこそ言える言葉なのか。 それとも、信じているのは自分の子育てなのか。

辻村深月『鍵のない夢を見る』

止めようも抗いようもなく、気づくと狂気は隣にいた。 自分がいた場所が少しずつおかしくなっていたのだろうか。 それとも、おかしいと気づかずにそこへ自分から入り込んだのだろうか。 いずれにしろ、自分が気が付かないうちにそういうことになっていたらし…

湊かなえ『高校入試』

一高の入試前日「入試をぶっつぶす!」と書かれた模造紙が、入試会場に貼り出された。 関係者以外立ち入りを禁じられた校内で、誰がそんな張り紙をしたのか。 入試をぶっつぶすとはどういう意味なのか。

辻村深月 『朝が来る』

人生には求めるだけで手に入らないものがたくさんある。 だからこそ人はそれを強く求めるのだし、求めるほどにその価値は大きくある。 時に押しつぶされるほどに。

東野圭吾『歪笑小説』

東野圭吾さんのなにがすごいって、本格ミステリーはもちろんブラックな笑いを取り込んだこんな小説も書けちゃうところ。この「〇笑小説」は、加賀恭一郎シリーズよりも新作を楽しみにしているシリーズ。

とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢 ---ジョイス・キャロル・オーツ傑作選

著者はアメリカ文学界の中で、多作で知られる作家さん。ミステリー・ホラー・児童書などの小説のほか、詩や戯曲なども手掛ける幅広い作家さんでもあります。近年ではノーベル文学賞候補として名前があがることも。作品を読んで男性的だと思っていたら、実は…

ロイス・ローリー『ギヴァー 記憶を注ぐ者』

「満たされてる」とはどういうことか、「痛みを抱く」ことにどんな意味があるのか。 そんなことを考えさせられる。

富安陽子 『ふたつの月の物語』

「それって、あの本の続編でしょ」 私が読みかけの本の表紙をのぞいて息子(小6)が言う。あの本の続編・・・あぁ、あれか。ちがうけど、わかる。 酒井駒子さんの表紙の印象に違いない。

三秋縋 『スターティング・オーヴァー』

人生をやり直すことができたら、と考えない人はいないだろう。 私だって、もしやり直せるなら…なり直せるのなら… う~ん、まぁ、今のままでいいか。

鏑木連『エンドロール』

映像が浮かんでくる、このまま映画になりそうな切ないミステリー。単行本のタイトルは「しらない町」。このタイトルのほうが好きだったな。

初野晴『水の時計』

オスカー・ワイルドの「幸福の王子」をモチーフにしたファンタジック・ミステリー。 けれど読み終えて私が思い浮かべたのは、アンデルセンの『絵のない絵本』。

小森香折 『声が聞こえたで始まる七つのミステリー』

タイトル通り、「声が聞こえた」の一文で始まるショートストーリー集。 高学年から読めるちょっと怖い話集です。

園子温 『毛深い闇』

「愛のむきだし」「ヒミヅ」など海外での評価も高い映画監督・園子音さん。 書籍もいくつか出版されています。その園子音監督が「これまで書いてきたのはノベライズ。今作が初めてのオリジナルのデビュー小説である」と語ったのが、女子高生を主人公にした小…

山白朝子『死者のための音楽』

『夏と花火と私の死体』を読了後、余韻が残る八月。 『優子』のぞわっと感をまた味わいたくて、手をのばしたのは山白朝子。

マーカス・セジウィック 『Witch Hill―魔女が丘』

家の火事で心に傷を負い、ジェーンおばさんの家で療養することになったジェイミー。西部地方にあるその村には、丘の石灰を削って描かれた王冠の絵があり、「クラウンヒル」と呼ばれている。

クリフ・マクニッシュ『ゴーストハウス』

幽霊の住む家には住みたくない。 (そりゃみんなそうだよ) でも、その家に幽霊が住んでいるかどうかなんて、住んでみなけりゃわからないし、ましてやそれがひとりじゃないとしたら?

乙一『GOTH―リストカット事件』

人の秘密を知りたいと思う。 しかし、同時に人の秘密を知ることは怖いことだ、とも思う。 もし、いま目の前に手帳が落ちていたら、あなたなら拾って中を開くだろうか。

沢村鐵 『封じられた街』

町で起こった奇妙な事件。 小学校高学年からおすすめのミステリーホラー。

西澤保彦『いつか、ふたりは二匹』

「かつて子どもだったあなたと少年少女のため」をコンセプトに、子ども向けの上質なミステリーを届けるミステリーランドから。

道尾秀介『ノエル a story of stories』

藤城清治さんの表紙で、手にしたのは間違いない。

彩藤アザミ 『サナキの森』

新潮ミステリー大賞は、新潮社が新たに立ち上げたミステリーの新人賞。選考委員は、人気ミステリー作家である伊坂幸太郎、貴志祐介、道尾秀介の御三方。その第1回新潮ミステリー大賞を受賞したのが、20代の若くてかわいい女性作家と言われたら、本を手に…

麻耶雄嵩『神様ゲーム』~ミステリーランド

「かつて子どもだったあなたと少年少女のため」をコンセプトに、子ども向けの上質なミステリーを届けるミステリーランドから。

貴志祐介『黒い家』

最近蒸し暑いし。一気に涼しくなりそうな作品はどこだ。

赤川次郎 『黒い壁』

赤川次郎さんの作品なのに、表紙が酒井駒子さん。 なんだかすごい組み合わせ。 ジャケ買いだったけど、アタリだったこの本。 ある夜、帰宅途中の道で利根は不思議な光景に出くわす。白いコートを真っ赤に染めて、銃弾に倒れる女性に必死の助けを求められる。…

石崎洋司『チェーン・メール』

ある日、中学生のさわ子の元に、ゆかりと名乗るしらない女の子からメールが届く。

白河三兎『私を知らないで』

書店で目が合った。タイトルが秀逸。鮮やかなオレンジの表紙が綺麗。金原瑞人が解説を寄せている。

ロバートウェストール『かかし』

恐怖の対象は、突然現れることで驚かされるものもあるが、 じわじわと迫りくるのもまた、怖いものである。

恒川光太郎『夜市』

怖いものは苦手だ。 小さい頃、怖い体験談テレビ番組「あなたの知らない世界」の誘惑に負けては、夜中眠れずに泣きながらトイレに行く、そして母に叱られるを繰り返してきたわたし。

津原泰水『爛漫たる爛漫』

ロックとミステリーってあまりない組み合わせだと思うんだけど。 津原泰水さんといえば、グロテスクな作風のイメージが強かったのだけど、『ブラバン (新潮文庫)』などの青春小説も得意なの。

乙一『暗いところで待ち合わせ』

この表紙、ぞくっとしていいでしょ。小説は表紙からの印象とは少し違って、怖いのは苦手という人にも安心しておすすめできる大好きな1冊。

乙一『きみにしか聞こえない―CALLING YOU』

「読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)」という本によると、良い司書は必ずしもすべての本を読んでいることとイコールではなくて、むしろ本を読む必要はなく、必要なのは本の内容を掌握しどこに分類されるべきかを知っていることなのだと…

皆川博子『倒立する塔の殺人』

往年のファンも多い女性ミステリー作家・皆川博子さんの10代向けのミステリーあります。

三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖』

本好きは基本的にみんなミステリー好きなのです。 知らないことを知りたいという欲求の強い人たち。 謎解きは大好物に決まっている。

貴志祐介『新世界より』

この分厚さ。単行本上下巻合わせて1074ページ。合わせて約8cm。1冊でも、ちょっとしたパーティーバックより幅がある…。 しかし、ちょっとしたパーティーバックよりも私を楽しませてくれる、SFファンタジー。それともこの世界は、SFホラー? そこがディ…

吉永南央『萩を揺らす雨―紅雲町珈琲屋こよみ』

カッコイイおばあちゃんになりたいな、と思う。 そう、お草(そう)さんみたいな。 珈琲屋を営みながら、人の集まる場所でいろんな人の話を聞いて、少し頼られながら好きなことができたら、最高かもしれない。

東野圭吾 『カッコウの卵は誰のもの』

読書好きの例に漏れず、私も運動は決して得意ではない。 運動神経ゼロ、と言われたこともある。 小さい頃はこう言われると落ち込んだものだが、中学生の時100メートルを25秒というある意味驚異のスポードで走っていたことを思い返してみても、スポーツ能力が…

東野圭吾全小説ガイドブック

例えば、音楽においてのB'zやサザン。世代に関わらず、日本中の多くの人が「好きなアーティト」にその名前をあげ、発売CDのセールスの記録を次々と更新し、「日本人なら好きで当たり前」的にその存在がもはや殿堂入りしている。同じように、文芸界でその地…

桜庭一樹 『少女には向かない職業』

中学二年生の一年間で、あたし大西葵は、人をふたり殺した。 なんともどきりとするこの文章から、物語は始まる。

大崎梢『片耳うさぎ』

小学校高学年から読めるライトミステリー。 蔵波奈都は小学5年生。お父さんが共同経営していた会社が倒産、多額の借金がのしかかり、マンションにも住めなくなった。一家は、仲上村にあるお父さんの実家に転がり込んだ。蔵波家は、代々続く大地主さんで、現…

ホラー短編集『八月の暑さのなかで』

ひとりずつ怖い話を語り、ひとつろうそくを消していく、千夜一夜物語のようなイメージで読みました。

伊島リスト『飛行少女』

ホラーって、全くつかみどころのない意味不明のものに脅かされるというイメージがある。(つまりはよくわからないんだけれど、説明なしで完結しちゃってもOKみたいなノリ) 『飛行少女』は、ただ背筋が寒くなるだけのホラーとは違う。

坂木司 『和菓子のアン』

読みながら絶対におなかがすいちゃう本がある。 この『和菓子のアン』もそうだよ。

大崎梢 『配達あかずきん』

「本屋の謎は本屋さんが解かなきゃ!」 本好きにおすすめのミステリー。