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青りんごの本棚

~10代の読書案内~

絵本で読む名作まとめ*芥川龍之介編

まとめ 名作・古典 絵本
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 多くの文豪がそうであるように、文豪たちの作品の幅は広い。
彫刻家・高村光雲は恋心を詩に託し、詩人・島崎藤村本格小説を描く。
芥川龍之介もまた、その作風は幅広く、『歯車』『或阿呆の一生』など本格小説と評される晩年の作品は、どこか神経質で病的なイメージがありとっつきにくい(あくまでも私の個人的なイメージです)一方、『蜘蛛の糸』や『杜氏春』など、子供向けのわかりやすく諭すような作品も多い。

こんな童話のような作品は絵本から読むのもおすすめ。よみきかせにも。

 

 

トロッコ

 

工事現場で見たトロッコにあこがれて、乗せてもらった良平ですが、途中でトロッコを下ろされそこから一人で帰ることになってしまいます。心細さがきゅっとしみる物語。

 

トロッコ (日本の童話名作選)

トロッコ (日本の童話名作選)

 

 

 

 

 

 蜘蛛の糸

 

 

 

天国の蓮池から地獄の様子をご覧になっていたお釈迦様は、かつて蜘蛛を助けたことのある大泥棒の姿を見つけ、助けてやろうと蜘蛛の糸を垂らしました。地獄から抜け出そうと、細い蜘蛛の糸に手をかけて必死に上ってゆく大泥棒でしたが…。

 

蜘蛛の糸 (日本の童話名作選)

蜘蛛の糸 (日本の童話名作選)

 

   

魔術

 

魔術を見せてもらった「私」誰にでもできると言いますが、習得するにはある条件がありました。

魔術 (日本の童話名作選シリーズ)

魔術 (日本の童話名作選シリーズ)

 

 

 

河童

 

精神病患者のある男が、河童の国に迷い込み、河童たちの相談に乗るというシュールなストーリー。芥川龍之介の原作を原田宗典さんが現代訳し、新井良二さんがイラストを添えています。おもしろいですよ。

 

河童

河童

 

 

 

 

杜子春」や「蜜柑」も絵本で出版してほしいなぁと思う作品です。

 

初めて芥川龍之介を読んでみたい人には、「蜘蛛の糸」や「トロッコ」が収録されている新潮文庫から出版されている短編集が読みやすくておすすめです。

 

蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)

蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)

 

 

また小学生には、青い鳥文庫芥川龍之介の短編集がルビ付きでおすすめしています。

くもの糸・杜子春(新装版)-芥川龍之介短編集- (講談社青い鳥文庫)

くもの糸・杜子春(新装版)-芥川龍之介短編集- (講談社青い鳥文庫)