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青りんごの本棚

~10代の読書案内~

東川篤哉 『謎解きはディナーのあとで』

SF・ミステリー・ホラー ドラマ・映画化
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「お嬢様の目は節穴ですか」

 

謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)

謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)

 

 

国立署に所属する若き女性刑事、宝生麗子は、金融とエレクトロニクスと医薬品とミステリ出版物などで世界にその名を轟かせる『宝生グループ』の総帥宝生清太郎の一人娘。つまり、正真正銘のお嬢様。そんなお嬢様が頭を抱える難事件の数々の謎を解いていくのは、なんとまぁ、でかい態度で悪態をつくお嬢様の執事、影山。


お嬢様刑事と執事が謎解く、ユーモアたっぷり6つの事件。

 

世界に名を響かせるお嬢様宝生麗子、麗子の上司ちょっと勘違い男の風祭警部、謙虚さのない執事影山。主な登場人物は3人。どの事件も、それほかんたんなトリックで解決できて、同じパターンで話は進んでいくのだけど、これがコミカルで不思議なほどはまっちゃう。登場人物のキャラクターがはっきりしていておもしろいからだと思う。風祭の空気読んでない感じに麗子の容赦ない心の突っ込み。お嬢様のプライドに、油を注ぐかのような影山の挑発。掛け合い漫才のようなテンポのいいコミカルさ。

ちなみに、著者の東川さんは執筆後にもし映画化するなら風祭警部は「狩野英孝」とおっしゃっていましたが、狩野さんのイメージで読んだらぴったりだったな。椎名桔平さんも合ってたけどね。

 

 

おすすめポイント

 

◇2011年本屋大賞受賞

◇さっくり読めるライトミステリー

◇映画化原作

◇ドラマ化原作

◇シリーズ化