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青りんごの本棚

~10代の読書案内~

津原泰水 『爛漫たる爛漫』

SF・ミステリー・ホラー 青春・恋愛
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ロックとミステリーってあまりない組み合わせだと思うんだけど。

津原泰水さんといえば、グロテスクな作風のイメージが強かったのだけど、『ブラバン (新潮文庫)』などの青春小説も得意なの。

 

 

人気ロックバンドのボーカル、ニッチが死んだ。

ニッチこと新渡戸利夫の双子の兄である鋭夫と、
音楽ライターの娘で絶対音感をもつくれないが、ニッチの死の謎を追う。

人気バンドのメンバーが薬物で死亡、なんて実際にあるような(もしくはあったような)事件だったりして、入りやすいストーリー。

 

主人公の女の子は、「くれない」なんてオシャレな名前で、音楽ライター向田むらさきの娘で、高校2年生で、ただいま登校拒否中。学校がダメらしい彼女だけれど、人間関係が作れないってタイプでもなければ、社会に不満を持っているって感じでもなくって、やっぱり学校が肌に合わないって感じなのかなぁ。そんな理由で学校に行かなくいいのか!?

失敗もするし、恋もする、ふつうの女の子っぷりがいいです。

 


買ったその日にお風呂の中で読み切っちゃっうほど、さっくりと読みやすいミステリー。

ギターのコードの話やらロックの話やら、音楽を知っている人ならふふ~んと楽しめそうなくだりがちらほらと出てきて、ミステリー好きさんよりは、音楽好きさんにおすすめです。

(ミステリーものとしてはさほど目新しいわけでもないので)

 

おすすめポイント

 

◇音楽×青春ミステリー

◇シリーズ三部作の第一弾。