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青りんごの本棚

~10代の読書案内~

前田司郎 『夏の水の半魚人』

青春・恋愛 文学小説
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お母さんの初恋のハマチから名づけられた魚彦。
転校生の海子はみんなの輪からはずれていく。
車いすの今田は願いをかなえるため、ガラスのかけらを集めている。

魚彦の5年生の夏――。

 

夏の水の半魚人

夏の水の半魚人

 

 

少しズレていて、そう断言するほどの奇妙さはなく。なにかを疑いはじめたり、なにかに苛立ちはじめたり、「子ども」と「少年」を行ったり来たりするあのころの、うまくつかめない居心地の悪さのようなものがあります。

児童書と思ったら、純文学。
読み終えてなんだかよくわからなかったなぁと思い、あとがきを読み、また、ぴんとこない。私は通ってこなかった、男の子特有のなにかしらが織り込まれているのだろう、と締めくくることにして。

 

おすすめポイント

 

◇第22回(2009年) 三島由紀夫賞受賞