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青りんごの本棚

~10代の読書案内~

有川浩『県庁おもてなし課』

ドラマ・映画化 エンタメ小説
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高知県県庁の「おもてなし課」をモデルに、地方観光にスポットをあてた恋愛観光おしごとエンタテイメント小説!

なんだか盛り沢山だなぁ。

そう、この小説はなんだか盛り沢山なの(*´з`)

県庁おもてなし課 (角川文庫)

県庁おもてなし課 (角川文庫)

 

 

おもてなし課の若手職員・掛水史貴は、地元出身の人気作家・吉門に観光特使を依頼したのだが、悠長な「お役所仕事」に吉門からはダメだしの連発。

―どうすれば「お役所仕事」から抜け出して、地元に観光客を呼べるんだ!?

困った掛水がたどり着いたのは、20年前に提案された斬新すぎる企画「パンダ誘致論」!?

掛水は、このパンダ誘致論を提唱した人物に会いにいく…。

 

方言には強い方だと自負しているのだが、ほぼ全編バリバリの土佐弁になかなか慣れず、読む速度がペースダウン。それでもかぶりつくほどにおもしろかったよ。

おもてなし課の奮闘ぶりはもちろん、サイドストーリー的なふた組のカップルの恋の行方も楽しめちゃうし。何よりも、高知県の魅力がたっぷりです。

少し視点を変えるだけで見えてくるものがある。

それが自分を変えるきっかけにもなる。

 

 

おすすめポイント

 

◇「ダ・ヴィンチ」ブック・オブ・ザ・イヤー2013 文庫ランキング1位

◇みんなが選んだ発見!角川文庫グランプリ 1位

◇映画化

 主演:錦戸亮堀北真希

高知県の美しい景色を堪能するなら、小説だけじゃなくて映像化と読みながらずっと思ってたので、映画を楽しみに待っていました。劇場のスクリーンで高知県の魅力をたっぷり堪能。エンディング曲もよかったな。

◇巻末の特別企画として、実在する高知県おもてなし課×有吉浩の対談も掲載されています。「実際どうなの?おもてなし課」が、のぞけます。

 

わたしの感想

 

最初の章を読んだところで、「やられたっ」とわかった。
たぶん、私だけじゃない。この本の内容をよく知らずに読んだ読者のほとんどが、そうじゃないだろうか。
まんまと有川さんの、そして吉門の策略にハメられてしまった。
この本は、読書が手にしてくれさえすればそれで充分なのだ。
有川さんのネームバリュー、そして内容は間違いなくおもしろく、本を手にしたら最後、読者は必ず最後まで読み切らずにはいられない。
読み終えた時には、高知ファンがひとりできあがり。

うまい!感服です。

文句なしにおもしろいエンターテイメント小説でした。