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青りんごの本棚

~10代の読書案内~

江國香織 『雪だるまの雪子ちゃん』

文学小説
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雪が降り始めた朝に。
秋の海をながめると。
なにもない暑い夕方に。

季節が変わるごとにふとページを開きたくなる作品が多いのも、江國香織さん作品のとくちょうのように思う。

たのしくも。せつなくも。

 

雪だるまの雪子ちゃん (新潮文庫)

雪だるまの雪子ちゃん (新潮文庫)

 

 

 

冬でなければ読まない本というのがある。
この本も、そうした本の1冊。

ぐっと空気が冷え込んできて、いつの間にか「秋と冬の境目」を越えている。ある朝目を覚ますとーだいたいそんな日はふっと目が覚めるのだがー、あたりがしーんと静かで、それはまるで自分のいまいる部屋だけが地球から切り取られどこかの倉庫にでも入れられたのじゃないかと思うような静けさと冷え込みよう。

窓を開けるなくてもわかる。
外に雪が降っているのだ。

こんな日に、どうしても読みたくなるような本が、「雪だるまの雪子ちゃん」

雪子ちゃんは今ではめずらしい野生の雪だるまの女の子。おとなりに住む百合子さんやたるさん、それから小学校でであった子どもたちと、寒い冬の日々をたのしく暮らしています。愛らしく、たくましい雪子ちゃんのファンタジックな日々。

 

おすすめポイント

 

◇童話のような小説

◇高学年から

 

江國香織を読む

 

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