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青りんごの本棚

~10代の読書案内~

チャンスがあれば…―ストリートチルドレンの夢

ノンフィクション
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外国に行ってみたいとか、
有名人に会ってみたいとか、
家を建てたいとか、
到底自分の恋人にはなってくれそうにもないステキな人とデートしてみたいとか。
一度でいいから車内にいっぱいの札束をかき分けながら車を走らせてみたいとか(それはわたし)。

「チャンスがあれば…」と思い浮かべる欲望には果てがない。

この本には、「チャンスがあれば…」というテーマで寄せられたメッセージがおさめられている。書いてくれたのは、ADB(アジア開発銀行)加盟国から、バングラディッシュ、カンボジアインドネシア、モンゴル、ネパール、パプアニューギニア、フィリピンの首都で暮らすこどもたち。

豊かではない、貧しい生活を送る彼らの抱く夢とはどんなものでしょうか。

クズひろいをしたり親のない子たちを救いたい。
学校で勉強してみんなのために役立つ仕事をしたい。
洪水で家をなくした人たちに家をあげたい。
ドラッグや戦争をなくしたい。
弟にクッキーを買ってあげたい。

彼らの多くは、自分よりも厳しく辛い環境にある人たちを助けたいという夢を描いています。おなかいっぱいごはんが食べたいとかキレイな洋服を着てみたいとか、そんな夢を想像していた自分てなんてチープなんだ。

日本人の私たちにとって、チャンスは自分でつかむものと思っているけれど、努力でチャンスをつかむことのできる私たちは、ものすごく幸せなんだと思います。そんな私たちは、だれかにチャンスを与えられる存在にもなれるのかも・・・。

本の後半には、このコンテストに参加した子どもたちの暮らす国のデータや子どもたちの声も掲載されています。合わせて読んでみて。

 

チャンスがあれば…―ストリートチルドレンの夢

チャンスがあれば…―ストリートチルドレンの夢