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青りんごの本棚

~10代の読書案内~

日本人なら知っておきたい日本文学

エッセイ 伝記・人物
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日本語学校に通う面白い外国人たちを描いた「日本人の知らない日本語」が昨年大ブレイク。この本、人前で読むことをおすすめできないくらい、声を出して笑っちゃうおもしろエッセイ漫画で、私もお気に入り。漫画担当の蛇蔵さんネタ元である日本語教師の海野凪子さんのコンビが、今度は日本文学、それも古典の世界に殴りこみ!!

清少納言紫式部藤原道長鴨長明吉田兼好といった、小学生でも知っている、中学なら知らなきゃヤバイあの有名著者たち。

「うん、まぁ、聞いたことあるかな~」な、安倍晴明源頼光菅原孝標女。(ちなみにわたしは晴明様好き~。知らないなんて言わせたくないっ)

それから、番外編でヤタトタケル。えっ、それって神様の名前じゃないの?(ってつっこみは、ぜひ読んでから)

 

日本人ならみんな知ってる古典界のエースたちの、あんまり知られていないちょっとつつきたくなるエピソードを、蛇蔵&凪子さんお二人の独特センスで、興味深く笑えるエッセイ風に仕上げてくれてます。

 

私が、気に入ったのは菅原孝標女。凪子さんも彼女がお気に入りとのことで、ほかのエピソードよりも楽しく描かれているってのもあるのだろうけど、田舎暮らしで都会の流行に憧れるところも、源氏物語全巻コンプリートに昇天しちゃうオタクっぷりも、かなり共感しちゃう。

 

これらの古典、著書名と著者名は知っていても、実際に手にとって自分なりに楽しめました、って人は数少ないはず。このエッセイを読むと、千年以上前の人たちなのにどこか「自分と同じだぁ~」と感じさせてくれるところがあって、教科書の中の文字だけの人が、ぐんと身近に感じられるはず。そして、この人の書いた本読んでみたいって気にさせられるから不思議です。

 

おすすめポイント

 

◇古典が楽しくなる本

◇古典が苦手な人も

 

日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典

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