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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

あまんきみこ『空の絵本』

息子が1年生のころのこと。

娘が学校から借りてきた本を借りて、ベットに入る息子に「車のいろは空のいろ」を読んで聞かせた。

お話をひとつ読み終えると息子がひとことこう言った。

「こういう本を、ねる時に読んで欲しいんだよな」

優しい語り口で心をほっこりさせてくれるお話は、幸せな気持ちですうっと眠りに誘ってくれるのに、ぴったりだったよう。

松井さん、ありがとう。

 タクシー運転手・松井さんと不思議なお客様との物語「車のいろは空のいろ 白いぼうし (新装版 車のいろは空のいろ)」や「ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)」など、小学生のころに教科書や国語の授業であまんさんの作品に触れたことのない人は、いないのではないでしょうか。

 

「空の絵本」は、これまでにどこかしらで掲載されてきたあまんさんのエッセイをまとめたもの。

 

まるであまんさんの物語に出てくるようないくつかのエピソードや、原体験ともいえるような幼いころの思い出など、どれも、心がほっこりあたたかくなる。いくつかの短いエピソードで仕上がっているので、朝読書のような短い時間に1篇づつ読むのもおすすめ。我が家では、もちろん寝る前にひとつづつ読みましたよ。


私のなかのあまんさんのイメージそのもののような1冊。

この本を読んで、ますますあまんさんが大好きになったのは言うまでもない。

 

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空の絵本 (ことばのおくりもの)

空の絵本 (ことばのおくりもの)