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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

あさのあつこ『NO.6』

理想だけじゃ、この世界は成り立たない。エリート居住区に暮らす紫苑と外の世界で生きるネズミ。決して出会うはずのなかった2人が出会い、紫苑は自分が知らなかった世界を知る。

 

NO.6という作られた世界は誰のために、何のために存在するのか。そして、自分が選ぶべき道はどこにあるのか。大人が作った思い通りにならない世界の中で、もがきながら自分の中の正義のために真実を求めようとする紫苑の姿に、冷めたはずのネズミの心も動かされ、やがてこの世界を変えていく。

 

途中で止まれず、一気読み。すっごくいいところで1冊が終わるから、「早く続きを読ませろ~」となります。続きが気になって仕方がない。


またね、あさのさんのセリフの使い回しがステキすぎるのよ。目の前でそんなこと言われたら「クサイだろう」と突っ込みたくなるような正統派なセリフも、「NO.6」の世界でなら、さらりと受け入れられちゃうから不思議。

 

何度も読み返したくなるから、文庫本よりも単行本の方が好きなんだけど、文庫本の表紙の方がお気に入りなんだよね。迷っちゃう~。

 


2013年の理想都市「NO.6」。エリート居住区に住む紫苑は12歳の誕生日の夜、特別警戒地域から逃走した少年・自称ネズミと出会う。その瞬間、紫苑の人生はリセットされた。待つのは破滅…!?どうしてあの夜、ボクは窓を開けてしまったんだろう?飢えることも嘆くことも戦いも知らずに済んだのに。

 

おすすめポイント

ディストピア小説

◇シリーズ全6巻

 

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NO.6♯1 (講談社文庫)

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