青りんごの本棚

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井上靖『あすなろ物語』

 井上靖の自伝的小説。

 

 井上靖の少年~青年期を描く

 

 

鮎太少年は天城山麓の小さな村で、父母の元を離れて血のつながりのない祖母と二人、土蔵暮らしをしている。と聞いてそれがどんなものなのか、昭和生まれで、家に土蔵があった田舎者の私ですら、想像しがたい。

そんな、設定そのものが昭和の匂いを醸し出している、井上靖の自伝的小説である。

 

あすは檜(ひのき)になろう、あすはなろうと願いながら永遠に檜にはなれない「あすなろ」の木に、前へ進もうと希望を抱く人々の姿を重ねて――。

 

こちらも読みやすかったですよ。

あすなろ物語 (新潮文庫)

あすなろ物語 (新潮文庫)