青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

コルネーリアフンケ『どろぼうの神さま』

 「おかあさんが好きそうな本借りて来たよ~」と、夏休みの本の息子(小5)。
どうやら自分が読みたいよりも、私が読みたそうな本を借りてきてくれたらしい。
そんな想い出のある1冊でもある。

 

 

12歳の少年プロスパーと5歳になる弟のボーは、読書好きの少女ヴェスペやその仲間たちと、廃墟となった映画館で暮らしていた。兄弟は、2人を引き離そうとする伯母夫婦から逃れるため、ヴェネチアまで家出してきたのだ。そんな身寄りのない子どもたちのリーダーは「どろぼうの神さま」と呼ばれる少年スキピオスキピオは、金持ちの家や美術館に忍びこんでは、高価な品々を盗み出す怪盗だ。しかし、伯母夫婦から依頼を受けた探偵ヴィクトールの出現によって、子どもたちの生活に、少しずつ変化が訪れる。

 

おすすめポイント

チューリヒ児童文学賞
◇ウィーン児童文学賞受賞作!

 

どろぼうの神さま

どろぼうの神さま