青りんごの本棚

中学生・高校生におすすめの本をあつめています

クリフ・マクニッシュ『ゴーストハウス』

幽霊の住む家には住みたくない。

(そりゃみんなそうだよ)

でも、その家に幽霊が住んでいるかどうかなんて、住んでみなけりゃわからないし、ましてやそれがひとりじゃないとしたら?

 (その前に霊はひとりふたり…と数えるのだろうか。1体。2体…なのか)

もしも、そこに5人も霊がいたら…。

そしたら、もうゴーストバスターズを頼むしかないな。

 

ゴーストハウスは、ハロウィンにもおすすめの幽霊屋敷を舞台にした物語。

 

ジャックは喘息の持病を持つ男の子。パパをを亡くして、ママと新しい家に引っ越してきたのだが、そこには、4人の子どもの幽霊と母親の幽霊が住みついていた…。

 

しかもその幽霊たちは親子でもなく、子どもたちも兄弟なんかじゃない。霊が見えるジャックに、母親の霊が近づいてくるのだけれど、それには狙いがあったの。

 

家の中に幽霊がふわふわと、それも5体もいるなんて、間違いなく怖い。他にもこの家で亡くなった人たちの気配や行き場のない霊の魂が飲み込まれる〈悪魔の道〉とか、家の中に、この世ではない世界が混在してるし。

 

怖いけれど、それ以上に謎めいたストーリーに引き込まれ、家族の絆の強さに心打たれる。個性的な子どもたちの幽霊やジャックの勇敢さで、軽快に読み進められるのもおすすめポイント。(それから金原さんの翻訳の力もきっと大きい)

 

おすすめポイント

◇著者は『レイチェルと滅びの呪文』シリーズのクリフマクニッシュ

◇映画化

 

ゴースト・ハウス [DVD]

ゴースト・ハウス [DVD]

 

映画では、主人公は女の子になっています。映像化するとさらに怖そうだね。

 

 

本をチェックする

 

ゴーストハウス

ゴーストハウス