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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

重松清『星のかけら』

ディズニー映画の中で、ダンボが好きだ。

あの水色のぞう。

耳が大きくて、ぞうなのに空が飛べないっていう…。というか、そもそも象は空など飛べないじゃないか。飛ばなくていいはずなのだけど。

 

 

キャラクターがかわいくてグッズを集め始め、じっくりと映画を見るようになったのだけど、この映画、案外奥が深いなぁと思わされる。

(ここから映画『ダンボ』のネタバレとなります。ストーリーを知らない方はすっ飛ばすことをおすすめします)

飛べないダンボはティモシーから「魔法のはね」をもらって、なんと飛ぶことができるようになって、一気にサーカスのスターに。が、ある日、ダンボは大事なはねをなくしてしまうのです。そこで、ティモシーは衝撃のひとこと。
「あれ、別に魔法のはねじゃないし…」(女子高生風に)

ガーン!!!!!!!
ダンボの運命はいかに。


ここで紹介したいのが、重松清『星のかけら』

「星のかけらの伝説をぼくに教えてくれたのは、塾の友だちのマサヤだった。」

ウワサでは、それを持っていると、嫌なことやキツいことがどんなにたくさんあっても、しっかり耐えられるお守りらしい。
そして、交通事故の現場に落ちているらしい。

ユウキは学校や塾でいじめに遭ってます。
「たいしたことねーよ」なんて言ってますが、星のかけらを手に入れられたら…って思う気持ちはわかる。

マサヤとユウキは、近くの交通事故の現場に星のかけらを探しに行きます。そこで、不思議な女の子フミに出会うのです。

 

【登場人物のまとめ】
ユウキ★小学6年生。ヤノに目をつけられ、学校でも塾でもいじめられている。
ヤノ★ユウキのクラスメイトで、いじめの首謀者。
マサヤ★ユウキのたったひとりの友だち。塾で知り合ったワケありの優等生。
エリカ★ユウキと同じ団地に住む、幼なじみの同級生。負けず嫌いでしっかり者。
フミちゃん★星のかけらを探しに行った夜に現れた、不思議な女の子。

 

ユウキは、自分だけのダンボのはねを見つけられるのか?
ダンボのはねは実はただのはねでしたが、星のかけらは本物なのか!?
勇気をもらえる、ちょっとファンタジックな物語。
もしかしたら、この本そのものがだれかにとっての星のかけらになるかもしれないね。

 

おすすめポイント


◇小学校高学年から
◇読書感想文にもおすすめ

◇文庫本ですが、文字も大きめ難しい漢字にはルビ付き。

 

星のかけら (新潮文庫)

星のかけら (新潮文庫)

 

 

 

 

関連サイト

 

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