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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

西澤保彦『いつか、ふたりは二匹』

「かつて子どもだったあなたと少年少女のため」をコンセプトに、子ども向けの上質なミステリーを届けるミステリーランドから。

 

 主人公の智己は小学6年生、昼寝すると猫の体に乗り移ることができる不思議な能力がある。乗り移った猫でジェニィと名乗って町を歩き回るのだが、クラスメイトが襲われる事件が起こり、セントバーナード犬のピーターと共に事件を調べ始める。

 

事件の謎に迫ってゆくジェニィとピーターのコンビは、まるでホームズとワトソンくんのよう。コミカルなのに、ラストでは心をつままれる切なさが残る。

 

ポール・ギャリコの『ジェニィ (新潮文庫)』へのオマージュ作品にもなっています。

『ジェニィ』は私も大好きな作品のひとつ。猫好きさんに読んで欲しい物語です。

『いつか、ふたりは二匹』の方は、猫好きさんには少し切ないかもな。

 

おすすめポイント

ミステリーランド第4回配本

◇ねこのミステリー

 

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いつか、ふたりは二匹 (講談社文庫)

いつか、ふたりは二匹 (講談社文庫)

 

 

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◇講談社公式サイト