青りんごの本棚

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重松清『かあちゃん』

交通事故を起こした加害者、被害者、遺族、遺されるものの想い、
いじめる人、いじめられる人、
たくさんの想いが交錯し、背負うもの、受け止めるものの心を描く。

 

正反対の立場なのに、どこか共通する痛みがあり、どの人の気持ちも痛いほど伝わる。


だからといって当人たちは、じゃあ自分が別の立場だったら…と気持ちを相手に置き換えては絶対に考えられない問題で、どの人の立場になっても自分を移入して感情を読みとれるのは、読み手ならではの特権。

やっぱり重松さんの小説は泣かされる。

 

おすすめポイント

◇家族の物語

◇国語入試出典作品
2014年 宮城県高校入試出典

 

かあちゃん (講談社文庫)

かあちゃん (講談社文庫)

 

 

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