青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

重松清『希望の地図3.11から始まる物語』

 日刊ゲンダイにて2011年9月より2012年2月まで連載されたもの。
2011年3月11日におこった東日本大震災フリーライター田村彰とひきこもり中学一年生のコンビがあの日以降の被災地の「いま」を取材して歩くドキュメントノベル。

 

物語に登場する田村彰は、著者のフリーライターとしてのペンネームのひとつ。
被災地と、被災者と、自分はつながりがないと思っている人にぜひ読んでみて欲しい。少し、近くに感じられるといいなぁ。

 

(P205)俺たちの取材は『希望の地図』という題名で連載しているわけだけれど、それは『絶望の地図』と表意一体なんだよな。前に向かって進む『希望』の隣には打ちひしがれた『絶望』もあるんだ。それを絶対忘れちゃいけないんだよ。


こんなオヤジの説教も、胸に迫る。


本作に登場する取材先のみなさん

 復興商店かけあし

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三陸鉄道

八木澤商店 なつかしい未来創造株式会社

阿部長商店

南三陸復興ダコの会ゆめ多幸鎮オクトパス

 

おすすめポイント

◇震災を知る本

◇ドキュメントと小説が半分ずつのドキュメントノベル。

◇中学校国語教科書で紹介

 

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