読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

荻原浩『コールドゲーム』

かつていじめにあっていたあいつが復讐を開始した。ターゲットはいじめていた元クラスメイトたち全員。

 

コールドゲーム

渡辺光也は高校三年生。

野球部の夏も終わり、進路について考え始める時期。ある日、中学のクラスメイトだった亮太が、突然会いに来て、奇妙なことを言う。

中二の時のクラスメイトに、次々と不可解な事件が起こっているという。その原因は、中二の時にいじめを受けていたトロ吉ではないかというのだが…。

 

正体の見えないトロ吉へのもどかしさと、ひとり、またひとりと制裁を加えられるように事件が起こり、一歩ずつじりじりと自分に近づいてくるという恐怖。

 

人を追い込んでいるときには知らなかった、追い込まれる怖さが迫る。

その前に気づかなきゃ、ってことなんだけどね。

 

おすすめポイント

◇いじめをテーマにした本

◇著者。荻原浩さんは『海の見える理髪店』で第155回直木賞受賞

 

コールドゲーム (新潮文庫)

コールドゲーム (新潮文庫)

 

 

 

 

 関連サイト

 作家の読書道:第43回 荻原 浩さん