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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

小森香折 『声が聞こえたで始まる七つのミステリー』

タイトル通り、「声が聞こえた」の一文で始まるショートストーリー集。

高学年から読めるちょっと怖い話集です。

 

 お風呂で聞こえた「助けて」の声。

放課後の体育用具室で声が聞こえるというウワサ。

夜中に聞こえるお父さんとお母さんのはなし声。

聞こえてきたのは、家族が帰ってきた声。

もういないはずの母さんの声が聞こえた気がする。

 

7つの作品はSF風だったりファンタジー仕立てだったりとカラーもそれぞれ。

ひとつの作品が20ページほどと、とても短いのですが、謎にひきこまれ、ほっとできるオチに読後、ちょっと余韻を残してくれるようなライトなホラーミステリー集。

がっちりしたミステリーやホラーが読みたい人には、物足りないかも。

ルビ付きで小学校高学年から読めるよ。

 

おもしろかったのは「ワンダフル・ライフ」。

いい意味で裏切られ、思わず二度読み。

「メリーゴーラウンドに乗って」は大人ファンタジーという感じで、ぐっとくる。

 

おすすめポイント

◇高学年からおすすめのライトなホラーミステリー

◇短編集

 

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声が聞こえたで始まる七つのミステリー

声が聞こえたで始まる七つのミステリー