青りんごの本棚

ごはんと本とコーヒーと

焼き鮭とチーズつくね弁当と『願いながら、祈りながら』乾ルカ

焼き鮭とチーズつくね弁当と『願いながら、祈りながら』乾ルカ

おはようございます。

ある日のお弁当

☆焼き鮭

☆チーズつくね

☆ちくわときんぴらごぼう

☆カマロにサラダ

☆コロッケ

☆さつまいものレモン煮

乾ルカ『願いながら、祈りながら』

北海道のまんなかにまるで奇跡のように、捨て置かれたように残る分校、生田羽中学校生田羽分校。

4人の中学1年生とひとりの中学3年生、全校生徒5人だけの小さな学校とここに赴任してきた新任教諭。

彼はすぐに辞めるつもりだった

アパートもない、シュレッダーもない。

読みたい本も手に入らない。

この村には、塾も高校もない。

大学進学を見据える高校選択をするならば、村を出てひとり暮らしをするしかない。

 

なにもないここに希望はないのだろうか。

暗闇だからこそ、光は強く輝きを放つ。

彼らの中に眠る可能性、未来への希望。

足りないものなどない。

何もないからこそ、見えるものがある。

 

国語入試問題にも出典されるなど、高学年から中学生におすすめの1冊。

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