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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

レオ=レオニ『ペツエッティーノ』

自分は取るに足らないものなのだ、と決めつけをしてしまうことって、若いころにはよくあること。
そんな、自分の持っている可能性にまだ気付いていない人の枕元にひっそりプレゼントしてやりたい絵本。

 ペツェッティーノは、おれんじ色のちいさな四角いかたち。


ほかのみんなは大きくて思いきったこともすばらしいこともいろいろできる。
ペツェッティーノは、小さい自分のことを、きっとだれかの部分品なのだと思っていた。
じぶんは、だれのぶぶんひんなんだろう…彼はそれを確かめるべく旅に出る。

たくさんのほかのものに会い、荒波をこえて、さいごにペツェッティーノは「じぶんがなんなのか」をみつけます。それは、ありきたりで、求めていた答えであるのだろうけれど、その当然さに、ほっとさせられます。

それって、ひとりで悩んでいても見つからないんだなぁ。

自分の中にあるはずのものなのに、自分だけでは見つけられなくて、
いろんな人に出会う中で、他の人が見つけてくれる。
人生って、素晴らしい。

自分がだれのぶぶんひんなのか、いつかは旅に出て探したくなる時もあるでしょうが、有難いことに、私たちは旅に出なくても絵本の中からも答えを見つけることができるなんてね。

 

おすすめポイント

 

◇自分を見つめる絵本

◇高学年からおすすめの絵本

◇高学年からのよみきかせにも

◇贈り物にも

 

本をチェックする

 

ペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし

ペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし

 

 

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