青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

さだまさし 『ラストレター』

テーマは、昭和に帰ろう。あの時代、金はなくても、本当の豊かさがあった。

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熱い心はあるけれど、スポンサーもなし・・・この番組、ちゃんと放送できるのか!?

 

 

ラストレター (朝日文庫)

ラストレター (朝日文庫)

 

 

ラジオ聴取率1%以下は数値は表記されず、※印と表記されることから、業界用語でコメと言われる。
そんな視聴率0%台のラジオ局・東亜放送。若手アナウンサー寺島が新しい企画に提案したのは、「小さな人生をいっしょうけんめいに生きる人たちの、心のつぶやきをひろうような」ハガキでつくる深夜番組の復活。

 

放送禁止用語を叫びまくる宗教番組プロデューサー大越さんをはじめ、ラジオを愛する個性的なメンバーが、新しいアイデアを出し合い、わいわいやりながら、いいものを作り上げていくのが、文化祭ノリのようで読んでいて楽しい。

 

番組内に読まれるハガキがまた、いいっ。地味で小さい人生のひとこまだけど、あったかい温度を感させるものばかり。本当にどこかでだれかがつぶやいたようなリアルさがあって、ラジオを聞いたような気持ちになる。おもしろハガキのちょっとしたくだらなさなんかも。

 

ラジオ物語だけど、映画化したらおもしろい。

 

おすすめポイント

 

さだまさしさんの小説

◇ラジオをテーマにした小説