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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

有川浩『三匹のおっさん』

「俺たちのことはジジイと呼ぶな。―おっさんと呼べ」
剣道のキヨ、柔道のシゲ、頭脳派のノリの悪ガキならぬ三匹のおっさんたち。
チカンにチンピラ、悪徳商法、あぁ世知辛い現代の悪徳に立ち向かう。

 

あのズッコケも中年になって再結成する時代。
団塊世代のおっさんたちはやっぱり逞しいっす。
(頭脳派のノリがズッコケ三人組のハカセとかぶってみえるのよね)

 

 

ほの暗い夜道に浮かび上がる三人の高齢男性。そしてこのタイトル。
本屋さんで見かけてもまず手には取らないだろう。失礼だが、好みではない。
でも、この人気ぶり無視できない。
「こんなのが続編まで出て、本屋さんにいっぱい並んで売れてるわけ!?」
いかん!! 潤ちゃんの辛口トークがうつってる。

(潤ちゃんについては第五話をご参照下さい)

 

60歳を過ぎてもまだまだ元気。
近所の平和を守り暴れまくるおっさんたちの姿は、まさに愉快痛快。

三匹のおっさんがばさばさと悪を切り倒していく豪快さに、絡まる切ない恋心も読みどころのひとつ。
煮え切らない祐希と早苗の恋が動き出す第五話が読みどころかしら~。でも恋心の切なさでいったら登美子さんが元同級生なる男に心揺れる第三話も捨てがたい。登美子は家族を捨てて広田の元に走るのか!!

 

平成版時代劇ノリのザッツ・エンターテイメント。
ドラマ化したら絶対におもしろい。←その後、続編共にドラマ化
読後、もう一度表紙をながめてみる。

タイトルもおっさんたちもイケてるじゃんって思えちゃうから。

 

おすすめポイント

 

◇子供からお年寄りまで楽しめるエンタ―テーメント作品

◇ドラマ化

好きすぎて毎週録画して、家族で楽しんじゃった。

「三匹のおっさん」:テレビ東京

◇続編も

 

三匹のおっさん (文春文庫)

三匹のおっさん (文春文庫)