青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

E.B.ホワイト 『シャーロットのおくりもの』

映画『シャーロットのおくりもの』(ダコダ・ファニング)も面白かったけど、映画では感動できなかったわたし。原作の方が、ぐっといいです。

 

シャーロットのおくりもの

シャーロットのおくりもの

 

 

 

田舎の農場の納屋に暮らす子ブタのウィルバーとシャーロットのかけがえのない友情の物語。
動物も人間も、この地上に存在するものすべてに生まれてきた意味があり、生きる価値があることを、この小さな友情の物語を通して教えてくれる。また、ごく当たり前にみえる日常のささいな出来事にも、驚きや奇跡がかくれていることも。

 

表紙のカバーから、ずっと「シャーロット」は女の子の名前だと思ってましたが、これが実は、意外な友達の名前。シンプルなタイトルと表紙でいて、この裏切り方がまたちょっと心地よい。しかも、その子って何ができるの?(大したことできないでしょ)、なんて読み始めると、なるほど、彼女にしかできないことがちゃんとあって、ラストのシーンでは、思いがけずじーんときちゃいました。

 

ウィルバーにとってシャーロットは、母であり、友達であり、命の恩人であり。そういう存在の人がいるって、心強いだろうなぁとウィルバーがうらやましくなりました。

 

おすすめポイント

 

◇海外ベストセラー作品

◇高学年から

◇映画化