青りんごの本棚

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見ル野栄司 『シブすぎ技術に男泣き!』

ひそかな人気の工業系漫画!

 

人気低迷の工業を救うエッセイ漫画が登場 

ここ数年、工業系高校の人気が落ち込んでいるという。ピークだった1965年に比べて、学校数は約4割減、生徒数は6割減だという。国内の工場も1980年代から半減しているというから、就職先の減少も影響しているのかもしれない。IT化に合わせて、授業内容も情報技術や電子系が増え、工業系技術の専門に学びたい人が少なくなっているようだ。

実際には、工業系の大学への推薦枠もあったりして、専門高校もメリットが大きいんですよ。

 

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若者からの人気が落ち込んでいるように見える工業系に、開発や技術の仕事っておもしろそうと思わされるエッセイ漫画がこれ。

 

シブすぎ技術に男泣き!

シブすぎ技術に男泣き!

 


いまの日本を造ったのは政治家でも商社でもマスコミでもない・・・中小企業の技術者たちだ!!

メカトロニクスエンジニアの漫画家が、ものづくりを影で支える日本の技術者たちにスポットをあてて、そのスゴさや苦労をひっそりと語っています。コツコツと地道にきっちり仕事をこなし、決して表に出ることのない技術者たち。口数少なく謙虚なさまは、まるで高倉健のよう。

 

製麺機を作った真崎照郷、乾電池を作った屋井先蔵(やいさきぞう)など、知ってる人なら知っている?(もちろん私は知りませんでした)マニアックな偉人たちからプリクラ機の開発まで、日本人の地道さや精密な技術のあれこれが読めます。改めて、工業技術の重要性を感じたり。こういう細々した作業が好きな人は、おもしろそうとワクワクすよね。

見ル野さん自身が携わったメダルゲーム開発の裏側エピソードがおもしろかった。

 

男泣きシリーズまとめて