青りんごの本棚

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まはら三桃 『白をつなぐ』

新春の駅伝といえば、「箱根駅伝」だけではない 。

毎月一月の中旬に行われる、全国男子駅伝大会。

 

まはら三桃白をつなぐ

 

 

中学生から社会人までがたすきをつなぐ、都道府県対抗駅伝。女子は京都で、男子は一週間後に広島で開催される。この本を読んだ2016年の大会は、雪が降る中のレースで印象深く記憶に残っている。

 

『白をつなぐ』は全国男子駅伝大会を舞台に、福岡県代表のメンバーがタスキをつなぐように選手たちが心のうちを語りつなぐ連作短編。

 

福岡県代表初顔合わせ合宿に集まったメンバーたち。

鋼の心臓を持つ(!?)中学生・山野海人。

箱根駅伝のエース・水島颯。

期待のホープ・佐々木和。

目立った成績のない社会人・吉竹弘一。

そして彼らをまとめる監督・熊沢。

個性豊かなメンバーに期待の高まるコーチ陣たち。

そこに舞い落ちてきた一通の封筒。

中に入っていたのは、真っ白な紙が一

真っ白な手紙の持ち主は一体だれなのか。そして、どんなメッセージが込められているのか。

 

選手ひとりひとりの心をのせて少しずつたすきが重くなっていくような、駅伝ストーリー。

 

おすすめポイント

◇高学年から中学生におすすめ

◇駅伝・陸上競技が好きな人に

 

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白をつなぐ

白をつなぐ

 

 

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