青りんごの本棚

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ヨナス・ヨナソン『国を救った数学少女』

国を救った数学少女

 

1960年代。物語の主人公・ノンベコは南アフリカ生まれの少女。貧民街に暮らし、し尿処理場で働く14歳。

 

彼女は学校には通っていなかったが(それは貧民街に暮らすほかの多くの少年少女と同じように)、彼女には数学の才能に長けていた。そのため、このし尿処理場の新しい所長になる!?(なぜなら、ほかに計算のできるような人はいなかったから)

14歳の女の子が所長!

 

でも、それはノンベコの壮大で時にものすごく危険な旅の序章にすぎない。

家もお金も、もう家族もいなくなってしまったノンベコは、ほったて小屋を建てて、14個ものダイヤモンドを手に入れ、しまいには原子爆弾まで拾ってしまった!?

 

某国の諜報員を煙に巻き、実在しないはずの双子、怒れる女の子・セレスティン、はては国王まで巻き込んで、世界の歴史を股にかけ、次々と突拍子もないことが起こっちゃう。これはもうドタバタコメディ。

しかし最後まで笑えないのは、彼女の手には、地球が吹っ飛ばす威力を持った原子爆弾が握られているということ。

 

果たして、持ち前の賢さとキュートさでノンベコは世界平和を守れるのか?

私たちの未来はノンベコの手に!!

って、いま無事ってことは、なんとか解決できたってことなんだよね。

ん?

 

デビュー作『窓から逃げた100歳老人』が世界中で1,000万部を突破した注目の作家・ヨナス・ヨナソンの第二弾。2016本屋大賞〈翻訳部門〉第2位期待を裏切らないユーモラスで痛快な物語。

 

 

おすすめポイント

◇2016本屋大賞〈翻訳部門〉第2位

 

国を救った数学少女

国を救った数学少女