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青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

七月隆文『天使は奇跡を希う』

 「希う」は「こいねがう」と読む。

当て字だろうかと調べたら辞書にあった。

強く願うという意味だそう。

 
「実は、天国から落っこちちゃったせいで、ここにいるの」と彼女は言った。

愛知県今治市でおばあちゃんとくらす良史。

良史のクラスにやってきた転校生・星月優花(ユーカ)は、背中に大きな白い翼をつけた正真正銘の天使。天国に戻る方法がわからないというユーカに、良史は手伝って欲しいと頼まれる。しかし、ユーカは本当はその方法を知っているのだが、それは良史には言えないのだった…。

 

途中、良史からユーカへと語りを変えながら物語は、思っていたのとは少し違った展開へと流れていきます。

いま人気の七月隆文さんのさっくり読めるSF恋愛系ライトなノベルでした。七月さんファンの好きな感じだと思うよ。


物語の中で、今治の観光名所をあちこち訪れるあたり、有川浩さんの「県庁おもてなし課」っぽい、ご当地活性化小説のようでも。

 

本をチェックする 

天使は奇跡を希う (文春文庫)