青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

斉藤洋『遠く不思議な夏』

 子どものころ、母の郷里で過ごした夏休みの数日間。
それは少し不思議で、戻れないからこそなつかしく愛おしい。

 

まだ蒸気機関車が客車をひっぱっていたころ。村のまんなかには神社があり、バス停ではリヤカーをひいたきっつあんが待っている。砂利をしいたほこりっぽい道、家のうしろを流れる小川。


祖父の語るうそっぽいむかしばなしに、田んぼにうかぶ人魂・・・。

 

斉藤洋さんご本人の子どものころをそのまま描いたノンフィクションなのでは!?と思えるような、幻想的だけれど現実のような物語。

退屈で驚きに満ちた田舎の夏休みを過ごしたくなる1冊。

 

おすすめポイント

◇高学年から
◇しばらく田舎へ帰っていないなぁっていう大人にもおすすめ。

◇つまりは、親子で読んでも楽しめる本

◇夏におすすめの本

 

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遠く不思議な夏

遠く不思議な夏