読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

青りんごの本棚

~本とごはんとコーヒーと。10代の読書案内~

メアリー・ノートン 『床下の小人たち』

 

イギリスのある古風な家の床下に小人たちがすんでいました。ポッド、ホミリー、ちいさなアリエッティの3人家族。床下に住み、必要なものは、人間から食べ物や生活用品を「借りて」暮らしていました。

しかし、平和な暮らしもここまで。

 

イギリスのある古風な家の床下に小人たちがすんでいました。ポッド、ホミリー、ちいさなアリエッティの3人家族。床下に住み、必要なものは、人間から食べ物や生活用品を「借りて」暮らしていました。

しかし、平和な暮らしもここまで。この家に1人の男の子がやってきます。(しかもペットの白イタチまで!)。好奇心旺盛なアリエッティはパパの代わりに「借りに」出かけて、その男の子に姿を見られてしまいます。

 

1952年カーネギー賞を受賞した空想物語の代表作。
ジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」の原作でもあります。

 

マッチ箱で作ったタンス、郵便切手の絵画…など、まるで、ドールハウスの中のような小さくてかわいい暮らしぶり。子どもたちがもう少し小さかったころ、シルバニアファミリーのおうちに、切手の絵画やビーズでモビールを作ってぶら下げたりとカスタマイズして楽しんでたのを、なつかしく思い出した。

 

「こんな話があるのよ…」なんておばさんが、例の男の子から聞いた話を語り進んでいくのもいいっ。(おばさんは、男の子のお姉さんなのです)一緒にお話を聞いている感覚で、楽しめます。


そして、映画は、川を下っていくシーンで終わりますが、シリーズは5作まで続きます。新しい土地での冒険も楽しんでほしい。

 

おすすめポイント

 

カーネギー賞受賞(1952年)

◇2007年、過去70年間の最も重要な児童小説のひとつに選ばれました

◇映画・ドラマ化

アメリカ、英国テレビ映画、テレビシリーズなど

◇映画『借りぐらしのアリエッティ』原作

 時間の枠が決まっている映画化は展開が早く感じられます。人間に見つからないかなという不安やドキドキ感。ぜひ、書籍で自分のペースでじっくり味わってほしいなぁ。

 

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)