『優しいおとな』好きすぎて再読。
2017-27冊目
『優しいおとな』桐野夏生
おとなは三種類だ。
優しいか、優しくないか、どっちつかずか。
優しいおとなは滅多にいない。
優しくないおとなからは、すぐ逃げろ。
でも、一番僕たちを苦しめるのは、どっちつかずのやつらだ。
ともかく、おとなを見極めろ。
それしか僕たちの生きる道はない。
(本文より)
桐野夏生さんの、お気に入りのディストピア小説。
好きすぎて再読。
中学生の女の子におすすめしたら一気読みでした。
感想はあえて聞かなかったけれど、一日であっという間に読み終えたのが感想そのものだと思う。
文庫本よりも単行本の表紙の方が好みです。